デザイナーと芸術家の違い

稼ぎたいならデザイナーがオススメ!?


こみちがYouTube デビューして、約一週間が経ちました。

チャンネル登録は未だに「0」人。

このままで、本当に大丈夫なのだろうかと焦ります。

もっとも、気になる人の「似顔絵」をアップしているだけですし、絵に興味がない人やあっても好みに合わなければ見向きもしない「世界」でしょう。

これでも、実はこみち、「デザイナー」のような仕事もしていました。

もっとも評判が良くなかったので、「営業」に回されたのですが。

デザイナーと営業マン。実は、そんなに掛け離れた職種ではありません。

むしろ、良いデザイナーは、決まって「良い営業マン」です。

というのも、デザイナーはニーズを探り、それを可視化する仕事で、営業マンはニーズを見つける仕事だからです。

「可視化」するにあたり、芸術的な技術が必要になるのも注目ポイントです。

デザイナーが稼ぎたいなら、「ニーズ」を探すことでしょう。

もしも、自分の好みを貫くのなら、「芸術家」と変わりません。

こみちが人気YouTuberになれない理由


それは視聴者のリサーチをしていないからです。

「似顔絵」を掲載しているYouTuberさんは多く、さまざまなクオリティーの作品を見つけられるでしょう。

そして、例えば「写真そっくり」な作品でも、他のコンテンツほどの視聴回数に到達していません。

最近のYouTubeで条件の1つとなっている「登録者1000人」をクリアしていない方の方が断然に多いのです。

こみちが見て愕然としたのは、本当に上手な似顔絵を描いている人が1年以上も前から始めてその条件を超えられていなかったので、自信を失いました。

つまり、真面目な話、カテゴリー選びを間違えると、結果を出すまでのハードルが異なることです。

その意味、「絵を描きたい」なら「似顔絵」そのままではなく、何らかのヒネリが必要でしょう。

写真クオリティーの似顔絵が描けたとしても、経済的な観点から言えば写真は「数百円」で手に入ります。

仕事とすれば、30分くらいで仕上げないと割に合わない計算です。

つまり、単純に技術を紹介する意味では価値があるのですが、「付加価値」としては疑問もありますし、結果に繋がらないのも当然なのでしょう。

でも絵を描きたい人は好きでしているので、方針を変えるには躊躇するでしょうし、「稼ぐ」を目指すなら方針を見直す必要があるのです。

芸術家という存在


芸術家になるなら、生活を継続させることとは切り離して考えるべきでしょう。

そうでないと、クライアントの意向を気にして、デザイナーのような働き方になってしまうからです。

ある意味、デザイナーは要望さえあれば持てる技術で応えようとします。

しかし、芸術家は要望に応えるのではなく、自身の内側に湧き出した感覚を芸術的な技術で表現します。

この差は埋まりませんし、埋めてはいけないものなのです。


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