大アルカナ4番目のカードとは?
4番目に登場するのは、「皇帝」のカードです。
この皇帝のカードには、「威厳」と言う意味が込められています。
もう少しイメージを膨らませるとすれば、国の大小に関わらず、皇帝として国を治める立場にいれば、厳しい状況下でも堂々と決断しなければいけない時があるでしょう。
また、場合によってはどちらが正解なのかさえ判断できない時も、組織やグループを前に進めるために、どこかのタイミングで決定を下します。
面白いところでは、「皇帝」を「父」と捉え、「結婚」にまでイメージを膨らませることもできます。
つまり、威厳ある立場としての父親をイメージできるなら、家同士の結婚や仕組まれた結婚と言う領域も考えられると言えるからです。
逆向きだった場合、「決定の曖昧さ」から「コントロールを失う」とか、「父親からの干渉」と言うニュアンスも含まれます。
いずれにしても、逆向きだった場合には判断や威厳がなくなり、強い力によって翻弄されてしまう状況になると言うことです。
味方につけられると強い後ろ盾を得られるものの、逆向きではそれが元でおぼつかない状況に強いられてしまうことになります。
意識の強さや、法の力とも異なる概念で、それもまた世の中に大きな影響を与えるパワーを持っています。