夜というシチュエーションを描いてみたかった
カップルが楽しそうに歩いています。
何よりこの二人の交際が順調なのは、お揃いの靴を見れば分かるでしょう。
よく見れば、彼の愛車fiat500が遠くに止まっているのが分かります。
仕事帰りなのでしょう。
遅い時間に会いに来てくれた彼から連絡を受けて、彼女もカジュアルな格好で愛犬を連れ出すことにしたようです。
でも実は彼はまだ彼女の犬には慣れていません。
子どもの頃に手を噛まれて以来、犬が苦手なのです。
でも、彼女のことはとても好きで、だからこそもっと側に近づきたいのに、どこかもどかしく感じているのが分かるでしょうか。