普段描くことがないアングルなので…
人物イラストの基本は、立位でしょう。
というのも、頭、肩、腰、臀部、膝頭、つま先、と平面的にバランスを取るからです。
こみちもほとんど全身像を描くことがなかったので、外で描くスケッチの時には正しいバランスにならなくて「苦手」でした。
よくあるのが、頭が大きくなり過ぎて、つま先まで描けなくなってしまうこと。
右のイラストは、日本人よりも外国人に合わせたバランスです。
全体的に骨格がしっかりとしていて、腰の位置も高いですよね。
イラストから想像する身長は、165センチから168センチってところでしょうか。
今回はさらに、ストレッチをしている女性も描いてみました。
身体を折り曲げていることや斜め上からのアングルなので、身体がどこに向かって伸びるのか分からなくなりやすいポーズです。
完全に余分な線を消した方がイラストとしての質は上がると思いますが、よく見ると肩や腰、膝など、補助線を使って全体像が狂わないようにした痕跡が分かるでしょうか。
こみち的には、少し完成度が低く、でも初めて描いたアングルなので、いい勉強になったと思います。
さらにイラストとしての完成度を考えるなら、膝頭の処理や腹部の圧迫感、丸まった肩口などの描写が課題です。
イラストを描くのは楽しい作業。
でも、何を描こうかと悩みます。
皆さんのように似顔絵を描くのも好きじゃないですし…。