「缶ビール」を描いてみた!

 「缶ビール」の存在感をどこまで再現できたか?

円柱形とも言える「缶ビール」のフォルムは、絵を楽しみたい人にもオススメできるモチーフです。

しかし、ベテランの方にとっても味のある絵に仕上げられることから、幅広い方が自身の実力を再確認する意味でもいいでしょう。

こみちのようにすべてをフリーハンドで描く場合は、「缶らしさ」をどこまで描き取れるかから始まりますが、外形だけでもトレースすれば、「丸み」を意識して描き進めることができます。

特にモノトーンの仕上げにすると、濃淡だけに気をつければ良いので、さらに描きやすいはずです。

前回の「水滴」でも同じですが、光の差し込む向きを意識して、今回で言えば右から回り込む光と前面に当たる光、さらに缶ビールの上部にある絞り込み部分にハイライトがあって、それらを丁寧に描き込めば、自然と立体感が現れるでしょう。

ベテラン勢の方は、缶ビールのプルトップ部分をさらに精密に描き込めば、写真品質になってくるはずです。

左右対称の図形でもあるので、是非、気軽な気持ちで描いてみましょう。

こみちくらいの質感なら割に簡単に描けますし、描くことが楽しくなるはずです。

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