トヨタ「ROOMY」の魅力とは?

 トヨタ「ROOMY」が人気らしいけれど

国内で販売される自家用車の中で、トヨタ「ROOMY」が人気と言われます。

実はこの「ROOMY」はダイハツが製造しているOEM商品となること。

つまり、品質管理を基本的にトヨタではなくダイハツが行なっているので、「トヨタ」を求める人はまずその点に注意しましょう。

ただ、ダイハツでは「トール」という車名で販売されていますが、トヨタ、ダイハツ共に好調のようです。

外観はほとんど四角を基調としていて、特に優れたデザインとは言えませんが、コンパクトな車体に使い勝手に優れた車内空間を求める人なら満足度はいいはず。

夫婦で週末に出掛ける人や、一泊二日の小旅行、さらに後席のシートアレンジによって、自転車を積載することもできます。

幅広い趣味にも対応してくれるでしょう。

エンジンの排気量は1リットルと、ホンダのフリードが1.5リットルとなっていることから、動力性能が非力に感じるのではないかと心配されるかもしれません。

しかし、この「ROOMY」の場合、ターボ設定があるので、動力性能に不満がある時にも安心できるラインナップでしょう。

特に電子パーキングが採用されたことで、全速度域での追従が可能になったとか。

しかしそのシステムも、トヨタの安全運転装備とはなく、あくまでもダイハツ主導の安心装備となることで、クルーズコントロール中の制御にはまだまだ改善の余地が感じられます。

この辺りは価格重視の開発と販売に力を注ぐメーカーの致し方ないと言えそうです。

確かに、ホンダのフリードも、まだ現行モデルには電子パーキングは搭載されていなかったはずで、それはつまり停止までの運転アシストまで行えないません。

スズキのソシオなどもコスパや内装の充実ぶりが評価されている車種ではありますが、運転アシストの範囲は、「トール」や「ROOMY」には一歩及んでいませんし、トヨタのヤリスなどに搭載されるシステムと比較すれば、これでもまだ最新ではないことに気づかされます。

その辺りも参考にこれからの自動車購入を比較検討したいものです。

こちらもオススメ