「YouTubeビジネス」の行く末は?
「〇〇してみた!」など、これまでYouTube で流行してきた手法はいくつか知っています。
そんな中、こみち自身も気になった格闘技選手やお笑いコンビの似顔絵を描くなどしてきました。
ある人気YouTuber が、これからはチャンネル数が爆発的に増大し、限られた視聴者がどんどん分散して、今までの手法では太刀打ちできなくなると発言されていたことを思います。
芸能人のチャンネルも増えましたし、テレビでは見ることができないようなファンには嬉しいコンテンツが並んでいて本当に飽きません。
一方で、資格の勉強にも役立つコンテンツなど、より専門的な内容を扱うチャンネルもあって、幅広い分野が集約させています。
半年ほど前まで、これからYouTubeを始めるなら、「キャンプ」や「釣り」「自転車」など、同じ趣味を楽しむ人に向けたコンテンツをメインに運営するといいのだろうと考えていました。
しかし、巷ではマスクを武器に半分顔出しした女性YouTuber が急増しているのも感じます。
特に「胸」を強調したファッションで、料理やキャンプなど幅広い分野で支持されています。
以前、もう一つのキャンプ系ブログに、YouTube でタレントを起用した本格的なチャンネルが増えないのだろうかと記事にしたことがあります。
と言うのも、タレントとして活躍されている方々はカメラ映りもいいですし、何より番組の意図にあったコメントやリアクションにも長けているので、それこそ一般人では太刀打ちできないコンテンツになると思うからです。
ある意味、テレビタレントがYouTubeには行かない理由もそこにあって、「稼げれば良いのか?」と言うような職業意識が葛藤していたからでしょう。
しかしそんな懸念もどこへやらで、多くの芸能人がファン向けにチャンネルを運営されています。
そして、「胸強調女子」は、YouTube の仕組みを合理的にクリアしてしまう面々となっています。
例えば、グラビアでデビューしても、全ての人が活躍を続けられるとは限りません。
しかしそんな方々も、タイミングや売り出し方などの理由もあったりして、売れなかったと言うこともあるくらい、元々は容姿端麗の面々です。
世の男性諸君なら、もっと見ていたいと思うことでしょう。
「だったら、YouTube を始めれば良いんじゃないか?」と気づいたのか、綺麗な女性が次々に登場するようになってきました。
さらに完全な顔出しではなく、「マスク着用」と言うコロナ禍を逆手に取った手法は、口元で損をしている方々をも救います。
それほど、素顔の美人度は輪郭や口元次第だからです。
もう男性YouTuber は必要ではないのではと思うほど、人気を集めているみたいです。
一方で、釣りやキャンプ系で思うのは、それぞれの分野で興味を持った理由や面白さがどこまで共感できるのかと言う部分。
胸強調女子の中にも、しっかりと面白さを伝えてくれる方もいれば、何やら分野は変われど大人向けにしか思えない内容になっている方もいて、テレビとは異なりコアな楽しみ方を共感できる場が荒れて来たようにも感じます。
つまり、単純にニヤニヤするだけで、それぞれの醍醐味がほとんど感じられないコンテンツだからです。
それでもいいと言う人もいると思う一方で、それこそどこまでを「成人向け」と規定するのかが問われそうです。
肌の露出度合いと言うよりも、何らかの意図で成人向けを連想させる場合には、しっかりと「見せない配慮」も今後を考えると必要でしょう。