今の画力でどこまで表現できるのか?
最近、よく聴いているXGですが、彼女たちの表情を見ていると、今の画力でどこまで表現できるだろうと思ってしまいます。
右に掲載したのは、HARVEYさんが祖父母と再会し、嬉しくて満面の笑みを浮かべたシーンです。
真顔と時とは違う目元など、単純に線で追っては追い切れない表現も含まれていて、少しハードルが高いモチーフでした。
また、網目の衣装越しに透けた素肌など、男性を描く時には無い表現も女性を描く場合には多く、画力を問われるので難しいです。
単に似ているという視点ではなく、その人の人柄や雰囲気を再現させたいと思っているので、描きながらどこにその人らしさが溢れているのか、常に感じて描き進めています。
時に最後までしっかりとした手ごたえが得られないこともありますが、あるタイミングで気づけた時は描く楽しみが倍増します。
まだまだ修正と改善の余地がある仕上がりですが、少しでもその場の臨場感が伝わっていたら嬉しく思います。