一見すると、同じ絵を二枚並べたように見えるかもしれません。
ですが、以前に描いた「左の絵」に加筆して「右の絵」に変わりました。
原画を何度も何度も観察し、描いた絵との違いをまるで間違い探しするように見比べて描くのですが、ある程度描いてしまうともう違いにも気づけなくなってしまいます。
それで最初の完成を迎えて、左の絵が完成しました。
ですがふと見てまだ修正できるように思えて、加筆してみようと思いました。
それぞれの修正はわずかですが、全体としてはこれだけ違って来たと思います。
この気づきが絵師としての成長につながると思うので、とても地味ですが大切で有意義な時間だと感じます。