タロットカードを覚えよう!【THE HANGED MAN】

大アルカナ12番目のカード【THE HANGED MAN】とは?

【THE HANGED MAN】のカードは、逆さまに吊るされた男の人が描かれているので、初めて見た人は「怖いカード」と想像するかもしれません。

しかし、カードに込められた意味を知ると、意外にも自分自身が同じような状況に立っていると感じるでしょう。

さて、この【THE HANGED MAN】は、自分ではどうすることもできない「影響力」を示しています。

分かりやすいたとえをあげると「天気」や「自然」は願うことはできても人間が完全にコントロールすることが不可能な領域です。

もしも、相談事の内容が、そんなどうすることもできないような影響を受けていたとしたら、問題解決の糸口は自分自身だけにあるとは限りません。

また、一歩深読みすると、影響下にいてもカードに描かれた「男」は穏やかな表情を浮かべていて、「行き場にない支配された状況」に思える現状さえも受け入れています。

これはつまり、この先に起こり得ることを静観していて、または他者からの支援や好転を期待できるからこその余裕なのかもしれません。

つまり、「身動きできないこと」がすべてに於いて「悪」なのではなく、その後にどんな可能性や期待が見込めるのかがポイントになりそうです。

カードが正しい向きであれば、その期待や予想も「好転」を期待させ、逆向きであれば「高望み」や「ご都合主義」となりそうです。

このカードが現れたならば、問題解決に対してどれだけ状況を把握しているのかを再確認してもいいでしょう。

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