渋谷凪咲さんを描いてみた!

 渋谷凪咲さんを描いてみた!

男性に比べて、肌のトーンが繊細な女性を描くのは難しい。

こみち自身、ずっと避けて来たところがある。

しかも今回選んだのはマスクをしている「渋谷凪咲」さんで、似せられるのは目元の印象が大半だ。

このシーンは、ダウンタウン松本さんの「IPPONグランプリ」に招待されて、タクシーでの移動中にその心境を語っていた場面である。

嬉しい気持ちと「大喜利」で、松本さんたち芸人にも認められたいと意気込む渋谷さんの葛藤が交錯しながらも、少し車外に視線を移しながら想いを語っていた。

女性を描くにあたり、避けられないのが「肌」の他に「髪」があり、今回もサイドと後方の窓から差し込んだ日差しで照らされた「髪」の陰影を描くのにも苦労した。

ほかに、目元で言えば、目の形そのものを線で囲うように描くのではなく、奥行き感を意識して眼球とまぶた、さらにはまつ毛など、目元の造形をできる限り再現しようと試みた。

黒目を塗り潰すことで表現せずに、球体である眼球の先端に「黒目」があることを意識しながら、光があたり明るく見える部分は躊躇しないで塗り潰すこともやめた。

さらい課題となる細かな部分としては、タクシーの内装、ドアのプラスチックな表面をもう少しリアルに描けたことだろう。

今後、さらに画力が増して、被写体の持つ印象を忠実に表現できるようになりたい。

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