こみちにとって「絵」とは何か?
右の掲載した自動車は、日本特種ボディーという会社が製造販売しているちょっと変わった「キャンピングカー」です。
別のブログで以前に紹介した「EAGLE」という車種名のキャンピングカーなのですが、少し簡単に紹介させてもらうと、一見すると何か配送中のトラックにも見えませんか。
イラストをよく見てもらうと分かりますが、ちょうど荷台部分に窓の他にドアのようなもの見えるでしょう。
実は電動式のステップが出てきて、荷台部分の「箱」の中に子どもでも簡単に入ることができます。
そして、中にはキッチン(冷蔵庫、電子レンジ、水道)の他に、テレビやトイレ、エアコンまで装備しています。
さらに大人4〜6名ほどが座れるコの字型のソファーもあって、そこでひと家族が数日間を過ごせるだけの充実ぶりです。
一般的なキャンピングカーと大きく異なるのは、運転席部分と後方の居住スペースを分離させたこと。
これまでの多くのキャンピングカーでは、雨降りや運転直後にも居住スペースに移動できるようにと連携させることを行ってきました。
しかし、そのメリットの反面、車としてのねじれを制限し、通常のトラックなら問題ないような状況でもしっかりと走行できない(ねじれ不足から生じるタイヤの追随性)が起きていました。
そこで、この「EAGLE」では、連携させるメリットよりも、状況を問わずにしっかりと車として走ることはできる走破性に趣をおき、キャンピングカーとしての新たな提案を行ったモデルとなります。
実は自慢させて欲しいのは「このキャンピングカー」のことではなく、こみちが画像をもとに描いたイラストそのものです。
ポイントは「その大きさ」をイメージ出来ること。
人物が描かれていないので、スケール感の基準は少ないですが、絵を見て大体の大きさが想像出来るのはとても大切です。
空間を描いた時に、どれくらいの大きさや広さなのかは、似せて描く以上に難しいからです。
もうずっと昔の話ですが、奥行きがイメージ出来るイラストを描くことができなくて、その場所がどれくらいの奥行きのスペースなのかを「絵」のみでは伝えられませんでした。
最近、ようやく大きさを伝えられるようになって、描くのがまた楽しくなりました。
すいません。ちょっと「自慢」させてもらいました。