大アルカナの2番「女教皇」とは?
男性であるこみちとしては、イメージを具現化するのが困難なカードです。
中央に座るのは、このカードの主役「女教皇」で、その下側には白と黒の二本の強固な柱が立っています。
カードの意味としては、「光と影」に象徴され、「物事の表裏」や「因果関係」などが挙げられるでしょう。
実際に占う時にこのカードが関わったとすれば、理屈では示すことができない「影響」や「干渉」を匂わせます。
正しい向きで現れたとしても、「注意喚起」するカードであることに変わりません。
一方で、天地が逆さまになった場合には、その注意喚起の原因そのものが「自身」にあることを教えてくれます。
つまり、その考え方に「身勝手さはないのか?」とか、「自身の一方的な見方ではないか?」が含まれていて、「自惚れ」にも気をつけるべきでしょう。
今後、改めて紹介することになるカードとの関係を考えると、この「女教皇」の影響は、例えば「欲」や「法的根拠」「温もりからくる手助け」のようなイメージは浮かびません。
もう少し「隠」に寄った「憎しみ」や「嫉妬」「妬み」などに結びつきやすいカードです。
だからこそ、判断を誤らない慎重さや、冷静に足元を固める準備に意識を向けることになるでしょう。