「占星術」とは何か?
先日、占星術の研究家、「鏡リュウジ」さんの似顔絵を描かせていただきました。
もちろん、彼の存在や、占星術というワードも知っていました。
しかし、占星術がどのような世界観を持つのかも、こみちは知る機会がありません。
ところが、鏡リュウジさんが書かれた「鏡リュウジの占星術の教科書Ⅲ」を図書館で借りることができて、その世界観に触れてみようと思い、本を開いてみたところです。
どうやら占星術では「ホロスコープ」と呼ばれている星の位置関係を示したマップを使うみたいです。
「はじめに」にて、鏡リュウジさんが「ホロスコープ」を通じて古代から続く星の物語を一緒に見て行こうと誘ってくれたので、占星術の世界へと飛び込むことにしました。
ホロスコープとは何か?
挨拶もそこそこに、「ホロスコープ」の解説が始まりました。
ホロスコープは、まるでダーツの的のような円形で、よく見ると中心から幾つもの線が伸びています。
もしかすると、ホロスコープは上下に区切られた横線を境に見るのかもしれません。
というのも、子どもの頃に「星座早見表」を使った記憶が甦って来て、ちょうど上半分が我々の見ることが出来る「星」で、下半分は見ることができない地球の裏側になるのでしょうか。
なんだか「理科」で学んだ星座の話なのかと思ってしまいます。
ホロスコープ占星術とは、太陽系の天体の配置による占星術みたいです。
つまり、ホロスコープの中心に自分(占うべき人)が立ち、その時々の星座、惑星、ハウスという尺度が組み合わされています。
惑星はまだしも、星座とハウスの違いが現時点では分かりません。
憶測としては、星座は何らかの理由で回転し、ハウスはホロスコープ上の決められた「区間」を指しているのでしょうか。
そんな疑問を解消してくれるように、「ホロスコープへの記述方法」の解説が始まりました。
この時点でハウスは固定された区間ではなく、与えられた「角度」によって変動することが分かります。
その際、「アセンダント(ASC)」がスタートになり、ホロスコープの中心を通過した直線が「地平線」を示すそうです。
さらに、惑星の位置関係をホロスコープに書き込み、それぞれの特別な位置関係をアスペクトラインとして直線で結びます。
コンジャンクション、オポジション、スクエア、トライン、セクスタイル、インコンジャンクトと呼ばせれる定型化された「型」が分かりやすく記されます。
ホロスコープを解読するポイント!?
ホロスコープを解読するには、惑星から読み解くと比較的簡単になるそうです。
というのも、それぞれの「惑星」は、出来事に対する「行動」を示しているからです。
占星術には10個の惑星が登場するので、それぞれの意味を理解すると便利になるでしょう。
そして、個々の惑星には良い悪いという事前の役割はなく、結果的に良くも悪くもなるということみたいです。
加えて、12種類ある「星座」は、星座が示す「行動」を補足する役割があるそうです。
ここまでで分かったこと、分からないこと
ホロスコープがどのようなものなのかが分かりました。
特に、星座、惑星、ハウスによって導かれることも知りました。
一方で、ホロスコープに記述されることになるそれぞれの位置関係が、どこから導かれ、時間帯時期によってどう変化するのか分かりません。
もしかすると、本当の天空に存在する惑星の位置関係を使うのかもしれませんが、まだ予想の範疇です。
また、惑星と星座の位置関係によってメッセージを読み取ることも分かったものの、何か知りたいことに対して答えが導かれるものなのか、それともホロスコープによって現状を理解するものなのかもまだ理解するには至っていません。
約1時間ほど、占星術に触れたのですが、「難しい」という印象は変わりません。
ただ、もう少し鏡リュウジさんの本を読み進めてみないと疑問も解消されないでしょう。