「プレバト」の色鉛筆画に触発されて

 「プレバト」はTBS系列で放送さてるバラエティー番組

昨日、久しぶりにテレビを観て、プレバトの色鉛筆画のコーナーで芸能人の作品に触れました。

こみち自身も色鉛筆は昔から好きで、ファーバーカステル社のものを使っていました。

国産の色鉛筆も使っていましたが、緑色や肌色の深みや艶っぽさがイメージ通りに出せなくて、試行錯誤を経て高価ですがファーバーカステル社のものに行き着いた感じです。

そうそう、番組内の芸能人はみんな普通に上手い。

何でもできる才能豊かな人が芸能人になると思うので、やっぱり凄いなぁと感心するばかりでした。

一方で、今の自分ならどれくらい描けるだろうといつものprocreate で描いてみました。

というか、気になると描いてみたくなるんです。

その時に描いた「ピザ」がこちら。

めちゃくちゃ途中ですが、こみち的にはこれでも満足です。

何となく仕上がり具合も想像できたので。

気ままに絵を描くのは楽しいですね!

ライジン34にて思う話

 中村大介選手の存在

今回のライジン34で中村大介選手は、山本空良選手と対戦しました。

少し前に山本選手の存在を知り、とてもいい選手だと注目していたのですが、今回の対戦では相手選手である「中村大介」選手が気になってしまいました。

というのも、戦う時の構えが独特で、しかも黒いパンツは子どもの頃に見ていた「プロレス」を思い出させます。

何より、中村大介選手の試合後インタビューは、中年男の理想のような姿があって、相手をリスペクトする姿勢や試合を盛り上げようとする意識、さらには挑戦を続ける姿など、とてもカッコイイと感じました。

そんな訳で、今回のイラストは中村大介選手です。

イラストサイズとの関係で、ドアップにリメイクしての掲載ですが、YouTubeの「こみちチャンネル」にはもう少し周辺も描いたフルバージョンがあるので、良かったらぜひ。

東京03のリモートコント「隔たってるね。」のワンシーン

コロナ禍だからこそ成立した?

「隔たってるね。」は東京03がリモートワークが浸透した約一年前にYouTube で公開した単独公演の映像です。

舞台とは異なり、パソコンのカメラに向かって東京03がフリートークのような雰囲気でネタを見せてくれます。

個人的には、「下から出て来た角田さん」にクスクスと笑ってしまいました。

右のイラストは、ちょうど角田さんが現れて、飯塚さんは大笑いし、豊本さんはほくそ笑んだところです。

角田さんの笑いを取りに行っていると見えない表情が、余計に笑いを誘います。

RIZIN.34 弥益ドミネーター聡志選手の勝利

 萩原京平選手とのメインイベントで

勢いに乗る萩原京平選手との一戦でした。

開始早々の萩原選手の蹴りを受けて後ろに倒れた所をあわや踏みつけかという場面で緊迫した場面を迎えた。

しかし、ドミネーター選手は打撃戦を繰り広げつつも、総合力を活かして寝技へと引き込んでいく。

立ち技でのパワーバランスも、寝技ではドミネーター選手がかなり優位で、萩原選手は防戦が続く。

そしてドミネーター選手がきっちりと萩原選手からタップを奪い勝利。

この一勝の意味は大きくて、比較的上達が速い立ち技も、グラウンドでは経験がものを言う寝技が問われる。

今回の試合でも、ここ数年で駆け上がって来た萩原選手を経験上回るドミネーター選手がくだした形となった。

東京03のコント「夢破れて」のワンシーンを描いてみた!

 「夢破れて」のワンシーン

東京03のコントは、いつも映画のワンシーンを見ているようだ。

この「夢破れて」も、漫画家を目指して長くアシスタントとして頑張って来たものの、帰郷することになった角田さんを同僚たちである飯塚さん、豊本さんが駅のホームまで見送りに来た場面を描いている。

アシスタント時代の思い出を既に美化して熱く語る角田さんに対して、いい感じで飯塚さんたちがツッコむ。

今はYouTube のチャンネルでは公開されていないコントではあるが、機会があれば是非とも観て欲しい一本である。

天才の才能が羨ましくなるゾ!

 バカリズムの名作を描いてみた!

皆さんは、バカリズムさんの名作「抜けなくて・・・」を見たことがあるだろうか。

あまり女性や子どもには勧められないが、男性諸君ならきっと「ツボる」だろう。

しかもぐるっと回っても、ど真ん中で勝負しているから天才だ。

電車の中で動画視聴はなかなか勇気が必要だが、一人になって少し落ち着いた時に正座してネタを観てほしい。

YouTube でも公開されているから、バカリズムさんのチャンネルに飛んでみてはいかがだろうか。

「喜怒哀楽」だけで良いのか?

 「目は口ほどにものを言う」とは何か?

実物から写真、さらにイラストとデータ量を省くことで、メリットもある。

例えば、「喜怒哀楽」のような表現が容易になることだ。

満面の笑みを浮かべてくれたら、どれほど見ている方も癒されるだろうか。

一方で、善悪のように、誰が見ても優劣がはっきりとすることは意外と少ない。

作品として考えた時に、主人公が過去に1つだけ大きな過ちを犯していたとしよう。

しかし、その後は改心し、その過去を知らない誰もは主人公を「良い人だと評する」。

ところがふとある人物が主人公の前に現れる。

そう、あの時のことを知っている人物だ。

物語のストーリーとしてはどこにでもある転換だろう。

それよりも、ポイントは「どこから」である。

つまり「今」を基準にすると、主人公はいい人と判断してもいいだろう。

では過去から知っている人からはどうか。

どのような過ちだったのかにもよるが、取り返しがつかないほどのことだとしたら、今の改心した姿で帳消しにできるだろうか。

つまり、人物には長い過去がある。

たとえ仕方がなかったことかも知れないが、それでも「事実」は消せない。

主人公が満面の笑みを心から浮かべて喜べたとしたら、ある人物はそれを嬉しくは思わない。

「忘れたのではあるまいな」

償いとは、ある瞬間に全身全霊を込めて思うことではない。

どんな時でもいかなる時でも、自身が生きている限り「思い続けること」だと思う。

幸せに触れた時も、今だけは少し忘れて…。

そんな考えが起こるのは、どんな時でもずっと悲しんでいる人を忘れてしまったからだろう。

ここで何が言いたいのかというと、喜怒哀楽の四つで心の動きを描写できるのかということ。

「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるけれど、表情にはタイミングや場面によってもいろんな意味を含む。

それだけ繊細な意識が顔に表れる。

実際の場面を写した写真でさえ、当時の気温や風、匂いや周りの状況など、いろんなものが写ってはいない。

ある角度から見えた「一瞬」に過ぎないからだ。

だからこそ感じられる「思い」もあるが、他方では省かれた感情もある。

それがイラストになってしまうと、目さえ線だけで描かれてしまうし、瞳に反射した光も白い点にすり替わる。

わずかな目の見開き方でさえ、そこには心模様が感じ取れるが、イラストでそこまでを描き分けるのは容易ではない。

「モナリザの微笑」という有名な絵画があるが、「モナリザの大爆笑」ではこれほどまでに後


世に残されたりしなかっただろう。

絵が上手い人には2パターンあって、見たままを描写する巧さと、対象物にある本質を読み取る感覚の凄さだ。

割と練習で補えるのは「デッサン」とも言われる描写力だろう。

一方、本質を読み取る感覚は天性の部分と後天的に学習で補う部分がある。

十代で才能を発揮するタイプは天性だろうし、後天的に学習した人は歳を重ねて段々と本質に近づいていくのだろう。

例えばカフカの「城」は、初めて読むと意味がわからない。

もしも高く評価されている作品という評価を知らなければ、読んだ人は作品に低評価を与えるだろう。

しかし、文学的に優れた作品で、ずっと語り継がれるのは分かる人にはその凄さがきちんと伝わるのだ。

イラストにしても、映像にしても、小説や映画、ドラマにも言えるが、誰もが理解できる基礎をどう設定し、そこから本当に伝えたい部分までをどう伝えるかが作者に問われる。

しかし、あまりに基礎を基礎にしてしまうと、到底伝えられないこともある。

例えば「愛」とか、「生」のような言葉は、基礎が人によって違い過ぎる。

男女がハグをして笑っているから「愛」なのか?

例えば、西陽が差し込む冷たい雰囲気の手狭な台所に無理矢理置いたようなアンバランスのテーブル。

その上には日常生活の臭いがプンプンするほど、どうでもいいガラクタが無秩序に置いている。

しかしその一角に誰かが即座に作ったスペースがあって、ラップの掛かった焼き魚の乗った皿がある。

例えば、その皿をリアルに描写した絵があって、作品のタイトルが「愛」だとしたら見た人はどう思うだろうか。

最初に思うのは、誰が誰に作って置いたのかだろう。

映像でも写真でも、それを見た時、無意識に感情が掻き立てられる時がある。

自分で意図的に引き出すことはできなくても、作品によって感情が揺れ動く。

喜怒哀楽の四つで本当良いのかと考えると、こみちはそこに含まれない微妙な感情も表現してみたい。

だからこそ、ものの本質がどこにあるのかと思いながら、描くようにしている。

きっと、こみちのように描くのは好きな人は、描き取りたい「感情」があってそれが上手く描けると嬉しいし、上手く描けない時はまた頑張ろうと思うのだろう。


東京03「許せる心」のワンシーンを描いてみました!

 東京03の人気コント「許せる心」

「許せる心」は、人里離れた場所で喫茶店を経営するマスターのアフリカでの体験がキーを握っている。

角田さんが演じるマスターは、悲しいことに人に裏切られた。

そんな悲しい体験を癒すために、日本を飛び出して世界各国を巡った。

そしてある時、アフリカ大陸のある国を訪れる。

そこは、広大なコーヒー畑。

それまでコーヒー豆の栽培がこんなにも重労働だとは知らなかった。

なのに現地で働く彼らはとても明るい。

「何故ですか。そんなに重労働なのに?」

人からの裏切りで傷ついた心も、過酷な労働でも明るく前向きに生きる彼らの優しいに癒されていく。

「喜んでもらえたなら、それで良いじゃないですか?」

そして、日本へと帰り、コーヒー店を営み始めた。


スズキ「アルト」が大幅に進化しているらしい!?

 ガソリン高騰が続く今の時代に求められる車とは?

スズキが販売している「アルト」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか。

こみち自身は、免許を取って知り合いの車を初めて運転させてもらったのが「アルト」でした。

もちろん、大昔の話なので、マニュアルの重ステというそれなりに「車」らしい一台でしたが、当時はバイクしか乗っていないかったので、雨風が凌げる車にとても感動した記憶があります。

とは言え、アルトももう9世代になるそうで、YouTube にもたくさんのレビューが掲載されていますが、かなり正常進化している印象です。

しかも昨今の軽自動車がコンパクト自動車の価格に肉薄している現状を考えても、スズキ自動車はこみちのような庶民に優しい価格設定でアルトを販売していると感じました。

本当に必要な車とは?

安全性をサポートしてくれるシステムや、万が一の事故などで運転手や搭乗者を守ってくれる対策は安心して運転できるポイントでしょう。

必要最小限のサポートで低価格のモデルを選ぶこともできますが、電気による発進時のアシストを行う上級モデルもライナップされていて、いい意味で知っている「アルト」ではなくなりました。

逆に、夫婦二人や自分しか運転しないという事情なら、大きな車ではなく「アルト」を選んでも十分に感じます。

しかも、数年前の軽自動車でも十分に驚かされたのに、多くの自動車評論家の面々が「十分な性能とより上質な乗り心地」を誉めていて、「これがアルトなの?」という感じだそうです。

きっと、「これが」の意図は皮肉ではなく、「最小限のシンプルな車」という認識だったはずのアルトが、それだけ十分に整えられた車になって登場したことで、例えばスズキのワゴンRやハスラーなど、同じ軽自動車に対する期待値も上がってしまうということでしょう。

機会があれば、ぜひ試乗してみるといいですね。

そんなこみちもいつか、ディーラーに行ってみたいと思いました。

東京03の人気コント「鬼才」からワンシーンを抜き出して

 東京03のコント

東京03のコントは、まるで映画を一本観ているような気分になる。

3人の演技力と、しっかり練り込まれた台本が成せる技だ。

この人気コント「鬼才」は、先輩役の飯塚さんができの悪い後輩の角田さんをいじるところから始まる。

「コイツ、新幹線に乗る直前に、いつも乗車券を無くして…」

どこかの店のカウンターには、飯塚さんの同僚、豊本さんもいて、二人に挟まれる位置関係で話に耳を傾けていた。

「いつも? 鬱陶しいなぁ!」

なぜなら、飯塚さんの説明では、無くした乗車券を探すために、駅の改札口で手荷物を全部床に広げていた角田さんがいた。

「毎回。なぁ、角田。いつもだよなぁ!」

一方的に捲し立てる飯塚さんが席を外した画面で、「我慢するしか無いんですかねぇ」と角田さんがため息を交えて、豊本さんに話を振った。

「落ち込んでいるのか?」

「いいえ。飯塚さんは少し話を盛るんですよ。分かりますか?」

「アイツ、ちょっとそう言うところあるよな」

「そうでしょう!」

飯塚さんがいない僅かな時間で、角田さんは豊本さんからのアドバイスをもらえる。

そして、今回描かせてもらったのは。あまりに悪者扱いされることに我慢できず、角田さんの反撃が始まった。

その中「飯塚‘Sカットされている」と角田さんが不満顔で、一方の飯塚さんは話を少し盛ってしまったことを指摘されて、ニヤリと笑う。

正にその瞬間に見せた表情を今回のイラストに描いている。


総合格闘技「鈴木千裕」選手を描いてみました!

 「鈴木千裕」選手とは

鈴木千裕選手は、ライジンに出場されるハードパンチが魅力の選手です。

キックボクシングのチャンピオンでもある鈴木選手ですが、ライジン初戦ではベテランの昇侍選手とバチバチに打ち合い、2戦目では山本空良選手を迎えて勝ちに徹した技巧派になるなど、戦い方の幅も広がる注目度の高い選手と言えます。

また、3月6日に開催されるランドマーク2では、K1で活躍され総合格闘技へ転向した平本蓮選手と戦うことが決まっていて、その成長ぶりを見せられるかがポイントでしょう。

鈴木千裕選手は、YouTube チャンネルも運営されていますが、裏表がなくとても真っ直ぐな性格で、その人柄を知れば誰もがきっと応援したくなる魅力を持っています。

一緒に、ライジン3戦目となるランドマーク2での試合に注目しましょう。

そんな訳で、今回はMMAファイター「鈴木千裕」選手を描いてみました。

YouTube チャンネルでは、制作過程も公開しているので、良かったらそちらもご覧ください。

「あいみょん」ってカッコいいよね!

 いろいろと音楽は聴くけれど

ふと、聴きたくなるのが「あいみょん」の曲。

根っからの大ファンとは公言できないほど、気まぐれで聴かせてもらっている。

でも、彼女の曲を聴くのもそうだけど、MVがカッコいい。

スポットライトを浴びて、熱唱している姿は、本当に「アート」。

少し前に「トレパク」とか、模倣作品という話が世間に広まって、例えば「著作権って何?」みたいな話も出たはず。

ずっと絵を描いてきたこみちが、「トレース」をしない理由は少し哲学的な意味もある。

というのは、「線」って生きていると思っていて、トレースでは描けないから。

なぞることで「形」は書き写せても、「存在」までは描けない。

それは、実物よりも「質が下がる」完成度を見れば理解できるだろう。

つまり、とても質の高い対象物をつかえば、知らない人には「凄い」と思ってもらえる模倣品ができる。

でも、本物を知っていると、「何だこれは?」となってしまうのは、明らかに程度の悪い物を見せられるからだろう。

例えば、掲載した「絵」みたく。

でね、あいみょんさんの音楽が、いつでもこみちの心にダイレクトに響く。

いろんな人の演奏を聴くけれど、なぜかあいみょんさんの歌を聴いていつも思うのが、「音楽って良いなぁ」ということ。

「アート作品」とは何か?

こみちは古い人間なので、イラストレーターを「絵師」と呼ぶことも最近まで知らなかった。

その微妙な違いも。

ただ、芸術家とイラストレーターの差は明確にあって、クライアントのために描く人が「イラストレーター」だと思っている。

誤解を恐れずに言えば、イラストレーターが描く「絵」は芸術家の「アート」ではない。

「アート」には描き手の想いや主張があるから。

クライアントに修正を依頼されて、「従うこと」「自身の作品を貫くこと」を天秤に掛けた時に、「修正しますね」と言えるのは、自身の想いを込めた「アートではない」からこそ。

もちろん、こみちだって、あいみょんさんを描く時、目指すのは彼女の音楽を聴いた時に感じた「心の震え」だ。

でもそこには画力というものが立ちはだかり、今のこみちでは100を100では描けない。

それは分かっているけれど、言葉ではなく、「図」として感じるままを描きたくなるのが「絵」を描くモチベーションだろう。

「似顔絵」で正面は使わない!?

似顔絵で真正面の構図も好んでは選ばない。

なぜって、その人の個性が消えやすいから。

選ぶメリットは、左右対称で、奥行きが無くても違和感が少ないから、描きやすいってこと。

本当なら、似顔絵も「見た目」を描くのでは無くて、対面して感じた「その人なり」を即興で描けたら凄いし、そこに価値があると思っている。

だから、こみちが描いているのは「アート」でもないし「絵」でもない。

ただ、直接的にはトレースしていないけど、「目」を使って写しとっているだけ。

こみちは、肩書きとして「イラストレーター」を名乗ることはないけれど、絵でお金を稼いだこともある。

その時は、3つくらい画風を変えて、望まれたタッチで、雰囲気で描くようにしていた。

それこそイラストで精密画を描いて、「写真」以上に価値ある「絵」にできるなら、それは意味はある。

でも、写真を目指して描くのなら、「それって描く必要あるの?」ってこと。

やっぱり「あいみょん」

あいみょんさんが、映像でも伝えようとしているのがとても分かるから、観ている内にこみちの心も動かされてしまうのだろう。

でもこれこそが「アート」。

思うままを貫き通してくれるから、聴いている方も心が動く。

これが最初から「下心」だけで誰かの「真似」をしたいと思っているなら、本当は「アート」ではないんだろう。

結局のところ、あいみょんさんはミュージシャンだけど、「アート」を作る人なんだよ。


ライジン フェザー級初代チャンピオン「斎藤裕」選手を描いてみた!

 斎藤裕選手の強さ

昨年、朝倉未来選手との対戦を前にしたインタビューでは、少し斎藤裕選手の表情だけでなく、身体から溢れ出す雰囲気がどこか以前と異なっていた。

それはきっと気づかない内に背負ってきた多くのファンの想いが大きくなり、それに応えなければという斎藤裕選手の葛藤があったからだと思う。

しかし、試合には負けてしまったが、最近の斎藤裕選手の表情を見ると何か吹っ切れたような、晴れ晴れとした落ち着きが戻ってきた。

今回描かせてもらったのは、若いファイターに向けたアドバイスを兼ねたインタビュー動画でのワンシーン。

いつもの練習場でのトレーニング後なのか、両膝を抱えるように座り込み、カメラに向かって質問されたことに丁寧な言葉で答える姿が印象的。

そんな表情が描けていたら嬉しいのだが。

リアルな「いちご」を描きたいなら

 初めて「絵」を楽しみたい人にもおすすめ

画面の中心に置かれたモチーフ(対象物)は、初心者でも描きやすい構図です。

さらに言えば、花や果物など、同じ形が存在しないモチーフなら、少しくらい形が狂っても大きな失敗には繋がりません。

何か初心者の方でも描きやすいものはないかなと想像した時に、思いついたのが「いちご」でした。

YouTube などでも描き方を紹介している動画がたくさんあって、確かに基本スキルが組み合わせれば、割とそれっぽい作品に仕上げられるはずだと思います。

右のイラストは、完成したものではありません。

ただ少し工程を紹介すると、赤いいちごの逆三角形部分を同じ「赤色」でベタ塗りし、上の光が当たる部分と白いテーブルによって反射した弱いけれど明るくなった下側の部分を円錐形を意識して塗り込みます。

中央部に少し明度の低い赤を塗っているのは、あまりに完璧な円錐形では「いちご」らしくないので、少し窪みっぽさを意図的に作りました。

さらに、いちごの表面はツルツルとしていて、実物などを観察すると光の当たる部分が際立ちます。

つまりぼんやりとグラデーションになるというよりも、明るいエリアとそうではないエリアを少し誇張して描くとそれっぽくなります。

あとは無数にある種の部分をどこまで詳細に描くかですが、こみちは上部のいくつかを描いたところで段々と飽きてしまい、掲載したような未完成のイラストになりました。

ただ、近くからでは粗さが明確ですが、少し遠目にみると「いちご」っぽさも感じられるはずです。

画面中央部に一粒のいちごという作品にしては、このクオリティーでは不十分だと思いますが、別の何かがメインで、その脇にある添え物程度ならこれくらいでもありでしょう。

そうそう、言い忘れましたが、これ赤単色ではありません。

裏の色として「黄色」や「オレンジ色」を使っています。

このように、見える色数を増やすことでも、より本物っぽい感じに仕上がるので、例えばタブレットのお絵描きアプリなどで遊んでみたい人は、割と簡単に描けるので「いちご」を挑戦してみてはいかがでしょうか。

少し自慢していいですか?

 こみちにとって「絵」とは何か?

右の掲載した自動車は、日本特種ボディーという会社が製造販売しているちょっと変わった「キャンピングカー」です。

別のブログで以前に紹介した「EAGLE」という車種名のキャンピングカーなのですが、少し簡単に紹介させてもらうと、一見すると何か配送中のトラックにも見えませんか。

イラストをよく見てもらうと分かりますが、ちょうど荷台部分に窓の他にドアのようなもの見えるでしょう。

実は電動式のステップが出てきて、荷台部分の「箱」の中に子どもでも簡単に入ることができます。

そして、中にはキッチン(冷蔵庫、電子レンジ、水道)の他に、テレビやトイレ、エアコンまで装備しています。

さらに大人4〜6名ほどが座れるコの字型のソファーもあって、そこでひと家族が数日間を過ごせるだけの充実ぶりです。

一般的なキャンピングカーと大きく異なるのは、運転席部分と後方の居住スペースを分離させたこと。

これまでの多くのキャンピングカーでは、雨降りや運転直後にも居住スペースに移動できるようにと連携させることを行ってきました。

しかし、そのメリットの反面、車としてのねじれを制限し、通常のトラックなら問題ないような状況でもしっかりと走行できない(ねじれ不足から生じるタイヤの追随性)が起きていました。

そこで、この「EAGLE」では、連携させるメリットよりも、状況を問わずにしっかりと車として走ることはできる走破性に趣をおき、キャンピングカーとしての新たな提案を行ったモデルとなります。

実は自慢させて欲しいのは「このキャンピングカー」のことではなく、こみちが画像をもとに描いたイラストそのものです。

ポイントは「その大きさ」をイメージ出来ること。

人物が描かれていないので、スケール感の基準は少ないですが、絵を見て大体の大きさが想像出来るのはとても大切です。

空間を描いた時に、どれくらいの大きさや広さなのかは、似せて描く以上に難しいからです。

もうずっと昔の話ですが、奥行きがイメージ出来るイラストを描くことができなくて、その場所がどれくらいの奥行きのスペースなのかを「絵」のみでは伝えられませんでした。

最近、ようやく大きさを伝えられるようになって、描くのがまた楽しくなりました。

すいません。ちょっと「自慢」させてもらいました。

ライジン トリガーセカンドに出場する「佐々木憂流迦」選手を描いてみた!

 レスリングや寝技を得意とする選手

佐々木憂流迦選手の対戦相手は、クレベルコイケ選手。

クレベル選手といえば、朝倉未来選手を三角締めで倒すなど、最もフェザー級のチャンピオンに近いと評判の選手でもある。

その意味では、寝技を得意としている選手同士なので相性もいい。

勢いに乗るクレベル選手を倒せるのは憂流迦選手かもしれない。

そんな憂流迦選手似顔絵を描いてみました。

ジュニアさんを描いてみた!

 ハンバーグ師匠からの

最近、ハンバーグ師匠のチャンネルをよく観ている。

その中でもジュニアさんとコラボした回が好きで、100台近くある自販機が並ぶ有名な場所を二人が訪れた動画はもう何度もみた。

イラストはそんなジュニアさんが、周辺から見守るスタッフ謎の目配せした瞬間のものだ。

本当はまだ途中なのだか、ジュニアさんの顔だけでもと先だしすることにした。

もう少し描き込めたら、動画としてもアップする予定なので、興味がある人やこみちの苦労を見届けてくれる人は、ぜひそちらもお願いします。



洋服の「しわ」を描いてみた!

 これまでにも何度かトライしてきましたが…

絵を描く時に「境界線」を探してしまうと、「しわ」を描くことができません。

そこで「面」として描くことを試みるのですが、「筆」ならできても「鉛筆」で描くのはまた難しい。

今回はprocreate でのペイントですが、最初の輪郭線を描いた時点ではまだ「しわ」が描けるかは分かりません。

結果として出来上がったものが右のイラスト。

ちなみに以前描いたイラストが、下のもの。

少しが画力がアップしているでしょうか。

皆さんも、「しわ」のあるイラストに挑戦してみてください。

空の「雲」や打ち寄せる「波」など、描くのが難しいモチーフっていくつかありますよね。

ぱっと見は同じように見えるかもしれませんが、前回のイラストは至るところが不正確で、全体として見たままを描けていないのが分かります。

もちろん、今回のものももう少し描き込めたら良いのですが、最後の微調整まで描ききれないのもこみちの悪い癖だったりします。

こみちが「絵」を真似る理由 世間では「トレパク」が注目されていると聞くけれど…

 中高年のこみちにとって「絵」とは何だったのか?

若い皆さんにとって、スマホは生まれた時からあったかもしれません。

つまり、「いつでも画像化できる」そんな環境に恵まれています。

一方でこみちが絵を描き始めた十代の頃、カメラには専用のフィルムを装着し、24枚や36枚毎に写真屋で現像とプリントをお願いしなければいけません。

ざっくり、写真一枚30円とか40円とか、しかもお願いしてから受け取れるまで数日掛かるということもありました。

それだけに目の前にある「景色」を残すことは大変で、それこそ手間とコストを考えると「絵」で残すしかありません。

「絵」というと紙と鉛筆が基本で、十代の後半に進学したい学校の受験科目に「デッサン」があったことから真剣に鉛筆画を本格的に研究するようになりました。

絵を始めた頃は、鉛筆ならどこのブランドでも、どんな濃さでも問題ありませんでした。

しかし、描きたいものやポイントがより細かな違いになるほど、自然と鉛筆のブランドや削り方、使う鉛筆の濃さや使う手順、さらに練り消しゴムやブラシ、フキサチーフ、何より紙質にはこだわりました。

なぜかというと、それらの環境や条件が異なると、自分が思っている「絵」が画力とは別の意味で描けないからです。

そもそも、こみちが絵を真剣に描くようになったのは、進学したい学校で建物や住宅環境、間取りのイメージを書き残す方法として、文字を連ねるよりも「視覚的な方法」で残す方が都合が良かったからでした。

今の時代であれば、それこそスケッチなどしないでも、スマホで画像を撮影すれば「メモ」として十分かもしれません。

しかしそんな便利なアイテムがなかったので、気になったイメージをインプットするためにも絵が描けないことには何も始まりませんでした。

板タブやペンタブに移行するまで

仕事としてイラストを描くこともありましたが、それでも初期の板タブやペンタブは、感覚的には手書きが1ミリ単位の精度なら、少し大げさですが1センチとか3センチくらい合間なコントロール性で、「メモに書き残す」にも思うような出来にはなりませんでした。

なので、アナログで描いてから専用の機械でスキャニングし、それをPhotoshopで加工するのがデジタル化の流れでした。

色味が変わってしまうことを防ぐために、スキャニング中に使用する照明はとても高価なライトで、しかも一枚の画像を3分とか5分とか掛けて、それこそ納得できる品質の画像としてデータ化するには10枚もスキャニングすると半日を潰すくらい重労働です。

昔を思い出すと、スキャニングして、画像についたゴミを取り除き、仕事で使えるレベルにまで加工する作業は、一枚で1000円以上も請求していたほどです。

数年から趣味で、iPad とapple pencil との組み合わせを使うようになり、正直なところアナログを1ミリ単位の精度とするなら、今でも3ミリとか5ミリの精度だと思います。

それでもこの組み合わせを使う理由は、やはり簡単に描けるからです。

特にアナログでの着色は塗って乾くまでの時間が掛かります。

それこそ製作時間が、半端なく長時間になってしまいます。

iPad を使えば、テレビを観ながらでも寝転んでいても、いつでもどこでも始められるのがポイントです。

遊びで使うなら、この組み合わせで十分に楽しめます。

トレースと模写

トレースという作業は、主に依頼された会社のロゴマークを起こす時に使いました。

多くはAdobeのIllustratorで描きます。

ロゴを起こすことは、上手く描けることよりも「精度」が求められる作業です。

だからこそ、トレースという技法を使います。

一方、模写というよりは、デッサンと呼ばれる方法で主に画力アップのために練習することが多かったです。

見たまま、見えたままをできる限り正解に写しとる作業が模写でありデッサンの目的です。

その意味では、トレースも模写も、それぞれの目的に合っていれば、積極的に使って良いと思います。

著作権を含めた法律と「コピー」の関係

なぜ、著作権を含む肖像権などの法律が整備されたのでしょうか。

思うに、「創造」にも努力と価値を認めるという社会のルールが必要だったからではないでしょうか。

さらに著作権が原則「親告罪」になっているのは、「真似たらすぐにアウト!」ではなく、「創造」が侵害されて困っているという原作者の思いを権利として認めているからではないでしょうか。

例えば、ある美術作品を多くの方々に真似てもらい、それによって本家の知名度が上がったというような場合、実は著作権の侵害を訴えるよりも、社会現象になった方がビジネスとして有益ということもあり得ます。

つまり、ただただ他人の努力を一方的に「盗み取る」という場面で、しかもまるで自身の成果物であるかの様に他人が勝手に主張する行為を「著作権法」は排除したいのでしょう。

写真やイラスト、映像にも言えますが、構図やアングル、色味や筆のタッチなどなど、本家が持っている特徴を本質的に意図的に真似てしまう行為は、やはり当事者にとって努力やアイデアを盗まれたと感じるはずです。

一方で、似ているからというだけですぐに「アウト」となる訳ではありません。

権利を誇示したい人が、侵害しているとされる相手に対して、民事訴訟を起こして法の判断に委ねてこそ結果が示されます。

例えば、誰の目にも疑いようがない完全なるコピーを使っても、教育的な目的などでは権利の侵害と認められない判例もあるように、法は単純に見た目の一致を判断しているのではなく、その両者の意図や目的が原作者側の利益侵害に抵触しているかを確認しているのではないかと個人的に思っています。

それこそ、他人の作品を、そのテイストそのままにコピーして、しかもそれを第三者が自分の創造物かのように振る舞ってしまえば、当然ですが著作権侵害が疑われます。

一方で、オマージュという言葉があるように、元の作品に感銘を受けて、その魅力に似せた作品を創作したような場合、それこそ一概に著作権に触れているかは裁判所の判断を待つしかありません。

それだけ「似ていること」自体は創造物としては起こり得て、でも社会的にみても原作者の権利を侵害しているとなれば、その人のアイデアや工夫を尊重し、権利として守られる社会であって欲しいと思います。

こみちは法の専門家ではないので、著作権法の判例や事例もほとんど理解していません。

ただ、いくつかの判例や判決の経緯を見ていると、著作権侵害の必要性と親告罪にしている理由が分かるように思いました。

絵を含む創作物が、健全な形で世間に浸透し、またそれに感動したファンがその作品の魅力を味わい、又自身の活動のエッセンスにできれば、世に生まれた創作物がさらに意味あるものとして生き続くのでしょう。


絶対に観て欲しい「ハンバーグ師匠」のYouTube チャンネル

 独ヲタ「アッキー」さんとの大絶賛コラボ

小型二輪免許で乗れるホンダのハンターカブは、手頃なサイズ感もあって女性でも初心者でも楽しいバイクとして人気があります。

ハンバーグ師匠というと、あのハーレーダビットソンが有名ですが、ハンターカブ乗りでもあります。

125cc以下のバイクは、自動車専用道路と呼ばれる道路を走ることができないので、必然的に遠出しても下道をトコトコと走るしかありません。

さらに言えば、アッキーさんとのコラボで、ハンバーグ師匠はハンターカブの鍵を無くしてしまうという前代未聞もアクシデントを起こし、なんと移動は車でバイクを運ぶという有り様。

でもそんなアクシデントもハンバーグ師匠の魅力で、さらに初コラボという間柄でもアッキーさんの絶妙な距離感や会話のテンポがまるでタレントや芸人レベル。

とても一般の方(売れっ子YouTuberではありますが)とは思えません。

二人の雰囲気と、キャンプを楽しんだ成田ゆめ牧場の広大さをイラストに描いてみました。


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