オープンフィンガーで殴り合う格闘家!?
YA-MANという選手を知ったのは、最近の話です。
リング上で見せてくれたパフォーマンスに胸が熱くなり、「成り上がった」ことを自身のこととしてではなく、格闘技の試合を観ているファンたちに向けてアピールしてくれました。
リング上では、オープンフィンガーと呼ばれるいわゆるボクシンググローブよりももっと素手に近いグローブで対戦相手と壮絶な殴り合いをするのですから、やはり普通の人ではないでしょう。
凶暴さの延長として格闘技があって、しかし危険性の高いオープンフィンガーで派手なパフォーマンスを披露してくれる選手と思っていたくらいです。
違和感を感じたのは
YA-MANさんの人柄で、「ん?」と思ったことがあります。
その一つが「品格」。
例えば彼のYouTube チャンネル内で、対戦相手の名前を呼ぶ時、決して「呼び捨て」にはしません。
カメラ目線で話ている時ではなく、何気ない会話の中でもしっかりと「さん」を付けて話ています。
さらに言えば、彼がリング上で熱く語ってくれた「成り上がり」の話。
単純に「大きな夢を持って生きれば叶うぞ!」と言いたかった訳ではありません。
新たに引っ越ししたという新居を紹介していれた彼のチャンネル内で、いろんな成功者の本を読み、しかもそれぞれの著者が書いている内容を解説しています。
「この本の内容を簡単に説明すれば…。だから絶対に〇〇な人は読んだ方がいい」
という具合に、原因と結果を関連させながら話方に理系っぽい雰囲気を感じさせています。
さらに、実は彼、一級建築士の有資格者でもあったんです。
もちろん大学を卒業されていて、格闘技のイメージとは異なる一面も感じさせてくれました。
つまり、ぼんやりと生きていて、思いつきだけで「成り上がった」訳ではありません。
今後も応援したい選手の一人
格闘技で注目されなかったとしても、きっと資格を活かして設計事務所などで頭角を現し、実は格闘技もできる建築士という形で注目されたのかもしれません。
いずれにしても、運が良くて成功できたのではなく、しっかりと運もチャンスも自分で引き寄せて結果を出したということでしょう。
一級建築士の有資格者と知り、むしろ彼の言動に納得できたと感じます。
いや、本当に凄い。
ますます今後の活躍が気になります。