「ラボルト像」を描く

 石膏像を描く

絵を描くことが好きな人の中にも、「石膏像」を描くのは苦手という人も多い。

美大など、学校で「美術」に触れる経験がある人なら、「デッサン」で石膏像を描いて来ただろう。

割と日本人は「デッサン」が好きらしい。

コツコツと描いていけるし、時間を掛ければ「完成度」は無限に増大させられる。

ただ石膏像を描いて、「美術的センス」があるかは分からない。

というのも、「デッサン」は準備体操のようなもので、スポーツを始める前のストレッチ体操と一緒だから。

実物と描いた「絵」をどこまで「同一化」できるかを鍛錬する課題で、一般的には「形」を追うことから始める人が多い。

しかしある程度描ける人の作品を並べて行くと、「上手い」という作品がある。

そんな作品には、「存在感」とか「質感」が感じられ、石膏像が生身の人肌と異なることまで伝わるだろう。

こみちが描いたイラストではそこまでの感動は感じられないと思うけれど、実は「上手い」と言われる人の作品は石膏像を描いた時だけでなく、別の物を描いた時にも同じ感覚がある。

その意味では、「デッサン」の目的を理解し、それに応じた練習を経て、自身が本当に表現したい作品を描いていけたら、さらに創作は楽しいものになる。

久しぶりに石膏像を描いてみて、こみちの場合は根拠がなくなっていることに気付かされた。

本当はもっと詳細に描くことができるのに、「これくらいでいいだろう」と自己満足してしまう。

まぁ、コンテストに出すためでもなし、好きで描いているだけだから、好きなように描いて楽しめばいいのだけれど。

渋谷凪咲さんを描いてみた!

 渋谷凪咲さんを描いてみた!

男性に比べて、肌のトーンが繊細な女性を描くのは難しい。

こみち自身、ずっと避けて来たところがある。

しかも今回選んだのはマスクをしている「渋谷凪咲」さんで、似せられるのは目元の印象が大半だ。

このシーンは、ダウンタウン松本さんの「IPPONグランプリ」に招待されて、タクシーでの移動中にその心境を語っていた場面である。

嬉しい気持ちと「大喜利」で、松本さんたち芸人にも認められたいと意気込む渋谷さんの葛藤が交錯しながらも、少し車外に視線を移しながら想いを語っていた。

女性を描くにあたり、避けられないのが「肌」の他に「髪」があり、今回もサイドと後方の窓から差し込んだ日差しで照らされた「髪」の陰影を描くのにも苦労した。

ほかに、目元で言えば、目の形そのものを線で囲うように描くのではなく、奥行き感を意識して眼球とまぶた、さらにはまつ毛など、目元の造形をできる限り再現しようと試みた。

黒目を塗り潰すことで表現せずに、球体である眼球の先端に「黒目」があることを意識しながら、光があたり明るく見える部分は躊躇しないで塗り潰すこともやめた。

さらい課題となる細かな部分としては、タクシーの内装、ドアのプラスチックな表面をもう少しリアルに描けたことだろう。

今後、さらに画力が増して、被写体の持つ印象を忠実に表現できるようになりたい。

「残響散歌」のMVからお気に入りシーンを描いてみた!

 「残響散歌」のMVから描いてみた!

何となく聴いて、すっかり曲にハマってしまいました。

MVも観ていて、その中から気になったワンシーンを描いてみました。

MVの映画のような迫力ある映像に、とても感動し、今日は50回くらい繰り返し聴いたと思います。

右のイラストはMVの序盤に出て来るシーンですが、サラッと観ていると見過ごしてしまうかもしれません。

もう少し描き込めば、もっと肌の質感も描けると思いますが、今回はこの辺りの質で完成としました。

ぜひ一度、YouTube で「残響散歌」のMVを視聴してみてください。

ハマりますよ。

ライジンファイター「朝倉海」選手を描いてみた!

 格闘家なのに「人柄の良さ」が伝わる

ライジンで活躍している「朝倉海」選手。

バンタム級トーナメントでは、残念ながら優勝することはできなかったものの、その実力は高い評価を受けている。

一方で、格闘家という一見怖いイメージも、普段はとても優しい人柄で、彼が運営しているYouTube チャンネルなどを観ても伝わってくるはずだ。

今回、イラストで描いたシーンは、ライジンのマスコットガール「くるみ」さんと、同じ練習場で練習している「さえ」さんとがグラップリングをするという回。

二人が準備をしている中で、何かニヤニヤと嬉しそうにカメラ目線で語り出す「朝倉海」選手。

その表情があまりに「少年」で、それだけでこちらまで微笑んでしまうほどだ。

NMB48で活躍されている「渋谷凪咲」さんを描いてみた!

 「渋谷凪咲」さんと言えば

「渋谷凪咲」さんを描いてみようと思った理由の1つが、彼女の印象的な笑顔にある。

笑った時の口の形に特徴があって、本当なら「声」にも彼女らしさを感じるのだが、絵で描くことが前提なので、その表情を少しでも描くことが目標になる。

女性は、男性と異なり目鼻立ちの境界線が曖昧になる。

それは化粧をしている効果とも言えるが、描く側とすれば段違いに難易度も上がる。

実際、「渋谷凪咲」さんを似せて描くのはかなり苦労した。

選んだ構図がトップライトで額から頬辺りに強い光が当たっていて、照らされている部分とそうではない部分を的確に描くことも必要なので難しさも増した。


ファーストテイクで熱唱する生田絵梨花さんを描いてみた!

 生田絵梨花さん

ファーストテイクに出演され、同じ乃木坂46のメンバーと歌声を披露してくれた。

独特の雰囲気の中、歌のタイトルを忘れてしまうハプニングもあって、その緊張ぶりが伝わってくる。

しかし、いざ曲が掛かると落ち着いた表情で定評ある美声を届けてくれた。

イラスト的な話をするなら、「肌」の質感をどれだけ忠実に描けるのか問われる。

「美肌」的に濃淡の少ないトーンにすれば、画力の乏しさも隠すことはできる。

しかしながらあえて、しっかりと濃淡や色彩の違いを追い、生田絵梨花さんの透明感ある肌に近づこうと試みた。

見てもらえれば分かると思うが、肌以前に「生田絵梨花」さんに似せるのが難しかった。

最後まで鼻に形に苦労したが、一旦は完成形と筆を止めた。

プロの画家、柴崎先生を描いてみた!

 柴崎先生を描いてみた!

7000円の高級クレヨンを紹介していた柴崎先生。

描き心地を紹介するために、少女の絵をクレヨンで描き始める。

色を重ねながら深みある色彩を作り出す画力に、いつも感心させられる。

その時の印象を皆さんにも伝えたくて、柴崎先生とその時に描いていた少女の絵も真似てみました。

エガちゃんを描いてみた!

 江頭さんの魅力

イラストは、中川翔子さんのYouTube チャンネルに江頭さんが登場した時のもの。

真っ赤な車を購入したしょこたんは、江頭さんを助手席に乗せてドライブに出掛ける。

まだ運転に自信がないしょこたんに、いつもの明るい江頭さんとは違い表情が優しい。

車中での会話で、芸能界を辞めたいと思ったり仕事を辞めたいと思ったことを質問したしょこたんに、芸能界に入るきっかけを懐かしそうに語る江頭さん。

いつも陽気に明るい江頭さんだけど、その根っこにある真面目で他人思いな人柄、さらにはしょこたんにも同じ感覚があって、年齢や性別、同じ芸能界でも異なる歩み方で、コラボしているのが観ていて新鮮だった。

女性を描くのは慣れていないし、しょこたんは描くのが難しい。

でも、そんな二人をイラストに描きたかったのは、二人の雰囲気がとても素晴らしかったから。

少しでも雰囲気が伝わってくれたら嬉しいのだが。

そして、ぜひ、二人の動画を観て欲しいと思う。

皇治チャンネルの魅力

 皇治チャンネルの魅力とは?

格闘家の「皇治」選手が運営しているYouTube チャンネルのことです。

関西人らしいノリもあって、観ていると心が和みます。

損か得かという判断をした時、一見すると「損」に思える選択を皇治さんは頻繁に選びます。

最初、この人は人に騙されやすいと思ってしまいそうですが、一周回って、彼の周りには友人や知人がたくさんいて、とても人気があることにも気付かされるでしょう。

初対面の相手に感じた印象は、その後も長い期間持続するみたいで、例えばイケメンとか、美人という印象はその人をより魅力に感じさせます。

しかし、実際に数回、会ってみると段々とその人柄に気づき、そこからより親しくなりたいか、それとも一定の距離を保った付き合いになるかに分かれます。

皇治選手の場合、もちろんリング上で戦う姿にも魅せられるのですが、それだけではない魅力がたくさんあります。

特に今回描かせてもらった、同じ格闘家の青木真也選手との対談では、話題のネタを含めて、彼らの考え方やリアクションに、笑ったり共感できたりと本当に見応えがありました。

格闘技にあまり興味がない人でも、格闘家は怖い人という先入観を捨てて、大人の男性たち掛け合いのようなトークに耳を傾けてもらえると幸いです。

東京03コント「市民の味方」より 飯塚さんの表情

 東京03のコント「市民の味方」より

豊本さんと角田さんの両サイドからのいじりに困ってしまった飯塚さん。

「アレもコレもダメ〜」からのポーズ。

飯塚さんは、とても表情豊かな人なので、「真顔」のイメージを意識し過ぎると、描いているうちに似ているのかよく分からなくなってしまいます。

無心で、見えるままをできるだけ忠実に描くようにしているのですが。

カジサックさんと格闘家鈴木千裕選手を描いてみた!

 鈴木千裕選手の魅力をカジサックさんが引き出す!?

ライジンにも出場している鈴木千裕選手が、カジサックさんとYouTube でコラボ。

その中で、カジサックさんの上手い回しと鈴木選手の人柄の良さが楽しめる。

今回、描かせてもらった「もぉ〜〜〜」というワードまで登場し、盛り上がった。

是非とも、鈴木千裕選手とカジサックさんのコラボを視聴して欲しい。


乃木坂46の「遠藤さくら」さんを描いてみた!

 「遠藤さくら」さんを描いてみた!

東京03のお三方と一緒に、サッポロ一番のYouTube チャンネル「乃木坂毎月劇場」に出演されている遠藤さくらさん。

第3話となる今回、漫才を披露することに。

角田さんを相方に乃木坂46のメンバーが順番にネタ披露していく。

最後となった遠藤さくらはとても緊張した表情で、いざ漫才スタート。

控え目な性格の遠藤さくらさんだが、独特のツッコミが笑いを誘う。

そんな遠藤さくらさんの表情を描いてみました。


東京03人気コント「市民の味方」より 一瞥編 

 「市民の味方」より

東京03の人気コント「市民の味方」ですが、その中で飯塚さんが不意に見せる一瞥。

とても印象的な表情なので、描いてみました。

市民の味方として、いつも頑張っているであろう飯塚さんも、豊本さんと角田さんに呼び出されていじられる内に、思わず「一瞥」してしまったのでしょう。



東京03「市民の味方」よりワンシーンを描いた!

 人と人の重なり

意外と似顔絵が描ける人でも、人と人が重なる構図を苦手にしていないだろうか。

そう言うこみちも、「重なる構図」は難易度が高い。

その理由は「距離感」がしっかりと描けるかが問われるからだ。

今回の構図では、手間に立つ角田さんが右肩を奥に突き出すようなポーズを取っていて、肩越しから見える飯塚さんは顔をくちゃくちゃにして泣いている。

もう少ししっかりと描き込むと、少し猫背になりしゃくり泣くような飯塚さんの雰囲気がさらに描写できただろう。

最近、「顔」の模写ではなく、「身体」模写にも意識があって、例えば今回では角田さんの背中がそこに当たる。

マネキンに洋服を着せた場合とは異なり、肩甲骨や広背筋の盛り上がりが服越しに感じられ、そこをどこまで描けるのかもポイントとしていた。

重なる構図が苦にならないと、例えばこみちが好きなボクシングや格闘技も描くことができる。

単純に描いてしまうと「試合」の雰囲気は感じられず、ただ向き合って立っている二人になってしまうからだ。

いずれにしても、少しずつ難しい構図にも挑戦して、描ける範囲を増やしていきたい。

中田ヤスタカさんの「NANIMONO」に時代を感じて

「NANIMONO」より

初めて「NANIMONO」のMVを観て、映像の素晴らしさに感動したことを覚えている。

もしも、これくらいの映像が撮影できる才能に恵まれていたら、「プロ」を目指していただろう。

しかし残念ながらこみちにはそんな才能はなく、あれから5年、10年が経過しても、動画さえまともに撮影できない。

だからこそ、気になったシーンを見つけると、いつかのために「記憶に留めておきたい」と模写するのだ。

今回描いたのは「濡れた交差点のアスファルト」で、写真撮影などでも好まれるシーンだろう。

水に濡れたアスファルトの表面が光に反射し、白く光っている。

また、水面に映し出された景色が、鮮明ではないけれど、絶妙に雰囲気を映し出す。

今回の構図も、アスファルトが大半を占める大胆なアングルで、上部に少しだけ通行人や自動車の下側が覗く。

アスファルトの継ぎ目や、微妙にうねった交差点の高低差も感じられるだろう。

東京03のコント「スマイルハウジング」より

 東京03のコント「スマイルハウジング」のワンシーン

東京03のコントで、飯塚さんの表情がさらに内容を面白くさせてくれる。

スマイルハウジングでも、その存在感は健在で、いつかそのシーンを描いてみたいと思っていた。

しかし、「表情」を描くのはイメージ以上に難しく、今までも描くことができなかった。

今回、少し雰囲気が出たように思えたので紹介したいと思う。

東京03のコントが好きな人であれば、もしかすると「セリフ」まで思い浮かぶかもしれない。


東京03人気コント「スマイルハウジング」より

 「スマイルハウジング」の魅力

5万円台の物件を探して不動産屋を訪れた飯塚さんに、従業員の先輩豊本さんが対応していると、あとから角田さんが登場することでコントは動き出す。

描かせてもらったのは、何軒かの物件を紹介しても話が進展しなくなってしまった場面。

飯塚さんの表情と何かしている角田さんの表情がこのコントを印象的にしてくれるだろう。

格闘家「YA-MAN」さんの人柄

 オープンフィンガーで殴り合う格闘家!?

YA-MANという選手を知ったのは、最近の話です。

リング上で見せてくれたパフォーマンスに胸が熱くなり、「成り上がった」ことを自身のこととしてではなく、格闘技の試合を観ているファンたちに向けてアピールしてくれました。

リング上では、オープンフィンガーと呼ばれるいわゆるボクシンググローブよりももっと素手に近いグローブで対戦相手と壮絶な殴り合いをするのですから、やはり普通の人ではないでしょう。

凶暴さの延長として格闘技があって、しかし危険性の高いオープンフィンガーで派手なパフォーマンスを披露してくれる選手と思っていたくらいです。

違和感を感じたのは

YA-MANさんの人柄で、「ん?」と思ったことがあります。

その一つが「品格」。

例えば彼のYouTube チャンネル内で、対戦相手の名前を呼ぶ時、決して「呼び捨て」にはしません。

カメラ目線で話ている時ではなく、何気ない会話の中でもしっかりと「さん」を付けて話ています。

さらに言えば、彼がリング上で熱く語ってくれた「成り上がり」の話。

単純に「大きな夢を持って生きれば叶うぞ!」と言いたかった訳ではありません。

新たに引っ越ししたという新居を紹介していれた彼のチャンネル内で、いろんな成功者の本を読み、しかもそれぞれの著者が書いている内容を解説しています。

「この本の内容を簡単に説明すれば…。だから絶対に〇〇な人は読んだ方がいい」

という具合に、原因と結果を関連させながら話方に理系っぽい雰囲気を感じさせています。

さらに、実は彼、一級建築士の有資格者でもあったんです。

もちろん大学を卒業されていて、格闘技のイメージとは異なる一面も感じさせてくれました。

つまり、ぼんやりと生きていて、思いつきだけで「成り上がった」訳ではありません。

今後も応援したい選手の一人

格闘技で注目されなかったとしても、きっと資格を活かして設計事務所などで頭角を現し、実は格闘技もできる建築士という形で注目されたのかもしれません。

いずれにしても、運が良くて成功できたのではなく、しっかりと運もチャンスも自分で引き寄せて結果を出したということでしょう。

一級建築士の有資格者と知り、むしろ彼の言動に納得できたと感じます。

いや、本当に凄い。

ますます今後の活躍が気になります。

世界的格闘技団体「ONE 」の新チャンピオン秋元皓貴選手を描いてみた!

 秋元皓貴選手の迫力ある攻撃

海外の格闘技団体「ONE」で開催されるキックボクシングの試合は、日本人が海外選手になるほど、国際色豊かな選手が登場します。

日本人でも国内の格闘技団体ではなく、海外の「ONE」を主戦場としている選手もいます。

しかし、海外選手が集まるだけにパワーも体幹も強く、試合を見ていて攻撃の多彩さと力強さが印象的です。

秋元皓貴選手が世界タイトルマッチで挑戦した王者カピタンは、パンチも強力ですがフィジカルも強い選手。

そんな選手をずっとプレッシャーを掛けて攻撃を続けた秋元皓貴選手のメンタルはとても強いでしょう。

どうしても新チャンピオンとなった秋元皓貴選手を描きたくて、チャンピオンベルトを担いだ印象的なシーンを描かせてもらいました。

乃木坂46の梅澤美波さんを描いてみました!

 梅澤美波さんを描く

乃木坂が東京03と共演しているノギマートに、梅澤美波が登場しました。

コントの設定で、東京03の角田さんが梅澤美波さんをフルという流れで、見せた告白シーンを今回は描いてみました。

光が梅澤さんの右サイドから当たっていて、髪の毛が白く光っています。

もう少ししっかりと描き込めば、立体感も増しそうですが、苦手な女性だったので、ここまで描けて個人的には満足しています。

もう少しいろんなシーンを観ておけば、梅澤さんの顔立ちも理解できると思うのですが、できるだけイメージを再現できるようにと心がけながら描いていました。

YouTube にも制作動画をアップしているので、良かったら苦労して描いたことをご確認ください。

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