「ピアス」を描いてみた!
透明感や光が物体中を通過して表れる光の加減など、今の自分の画力でどこまで描けるかと思って挑戦してみました。
描き出しから、ここまでで約3時間です。
ガラス特有の雰囲気がどこまで描けたか分かりませんが、少しでも「ピアス」っぽさが伝われば嬉しい限りです。
透明感や光が物体中を通過して表れる光の加減など、今の自分の画力でどこまで描けるかと思って挑戦してみました。
描き出しから、ここまでで約3時間です。
ガラス特有の雰囲気がどこまで描けたか分かりませんが、少しでも「ピアス」っぽさが伝われば嬉しい限りです。
東京03の3人は、同じ高校の卒業生で、もう卒業から20年以上が経過しているクラスメートという設定。
コントの冒頭は、飯塚さんと豊本さんがクラスメートたちから離れたカウンター席で、経過した年月をしみじみと語っている。
今回、選んだ「ワンシーン」は正にこの時の様子を描いたもの。
コントでは、遅れて二人に加わる角田さん。
飯塚さんと豊本さんが同じ部活で高校時代も一緒に過ごしたのとは違い、進学を目指して塾に通っていた角田さんとの思い出は曖昧な部分も多い。
「盛り上がっているね。何を話していたの?」
現れた角田さんとに対し、「ババ屋だよ!」と答えた二人。
コントは、3人になってさらに盛り上がっていくので、本編が気になる人は是非、YouTube で東京03のチャンネルを視聴してください。
長男でサラリーマンの角田さん。
父親と二人で食堂を営む次男の飯塚さん。
有名な料理人となった三男の豊本さん。
コントは、電子心拍計の緊張ある音から始まる。
病院の待合室。
飯塚さんが一人腰掛けていた所に、急いで駆けつけた角田さんが現れる。
「オヤジは?」
昏睡状態だと聞いて心配していたが、飯塚さんは安堵した表情で「一命は取り留めた」と答えた。
そして、「おにぎりを食べている」と続ける。
ところが、角田さんのひと言をきっかけにコント「その日までに」が動き出す。
「良くねぇよ」
「ン? 何て?」
実はサラリーマンの角田さん、職場の同僚たちに「父親が危ない」と告げて病院に駆けつけていた。
しかも今回は「5度目」。
流石に同僚たちの様子も変化している。
サラリーマンとしての立場。
しかし、次男の飯塚さんは「そんなに仕事が忙しいなら帰って来なくていい」と言われる。
そして、「おまえ、何か勘違いしているだろう? オレは、会社で大事な仕事を任されているんじゃないんだよ!」と角田さんが微妙な職場でのポジションを告白した。
まさに、イラストはそんなシーンで見せた角田さんの表情と不満そうな飯塚さんの様子を描写している。
以下に製作過程を示した動画も掲載させてもらった。
お手すきなら、動画を視聴して欲しいし、YouTubeチャンネルの登録もお願いしたい。
二人並んで、野球などのトークをしている。
本当にお似合いな感じで、見ていてホッとさせられる。
きっと年の差もあるだろうけど、コンビを組んた二人の絶妙な関係が素敵だ。
ラジオ番組でも共演されているようで、モノマネが得意な松村さんに触発されたのか、磯山さんのモノマネがクオリティーが高くてびっくりさせられる。
イラストを描く時、描きたいモノの形や色に追われがちです。
しかし、「広さ」や「広がり」が重要な場面では、そこからもう一歩進まなければいけません。
こみち自身1つの課題として「空間をどう描くのか?」を意識してみました。
建築物のインテリアデザインや間取りのイメージなど、大きさや存在感をしっかりと伝えることは、イラストを描く上でも意識したいポイントでしょう。
YouTube チャンネルでは、製作過程をアップしているのですが、実はここまで描くのはこみちの画力ではなかなか大変でした。
途中でやり直そうかと思ったくらい、関係性や空間の広がり方が合わなかったからです。
しかも、人物3人の背丈や立ち姿には、性格やその時々の感情なども反映されるので、細かな部分に目を向けるほどに製作のディテールが緻密になります。
舞台奥に見える暖簾の「布っぽさ」と周辺のセットとの「硬さ」の違いなどは、画力のレベルが如実に表れる部分でしょう。
直線部分に関しては、下絵として「トレース」すれば容易に描けるのですが、こみちのモットーとして「手書きスタイル」にこだわっているので、精度としては下がってしまいますがそこは致し方ない部分として考えています。
東京03のコントとしては、また別のシーンが好きなのですが、今回は空間を描くことをテーマとして選んだので、舞台の全体を映したアングルから選んでみました。
まだまだ未熟ですが、コツコツと描いていけたらと思っているので、興味や応援してくれる方は是非、YouTube チャンネルの「登録」もお願いします。
海外の格闘技団体で活躍している「平田樹選手」をゲストに招き、なかやまきんに君が寝技を学ぶ企画動画が公開されている。
お笑い芸人のなかやまきんに君だけに、ある意味でゲスト以上に喋りまくるのかと思っていたら、何と紳士的な対応だこと。
しかも、別の機会に見てきた数倍、平田樹選手が満面の笑みで、楽しそうにしているのが分かる。
イラストに描いたのは、そんな二人のやり取りと収めた動画の最後に、「Power」というワードでポージングするシーン。
なかやまきんに君というとテレビで筋肉ルーレットなどのネタを見たことがあったけれど、じっくりとその人柄に触れたのは彼のチャンネルを知ってからだ。
まだ観ていない人は、是非とも彼のチャンネルを覗いて欲しい。
格闘技の魅力はもちろん、その人柄にほっこりさせられるだろう。
東京03のコントでも分かるけれど、メンバーの演技力は俳優並みにすごい。
さらに乃木坂毎月劇場では、斎藤飛鳥さんなど乃木坂46の人気メンバーが出演し、東京03とのコラボが面白い。
実はこの乃木坂毎月劇場は、サッポロ一番が提供するドラマで、自社商品のPRを兼ねて、彼らの魅力も伝えてくれる。
今回のイラストは、過去最大の5人も登場するので大変だった。
絵を見て誰かわかるだろうか。
あいみょんさんが歌う曲の中でも、お気に入りの一曲が「さよならの今日に」。
かっこいい曲でもあるが、歌詞も味わい深い。
さらに、今回描いたイラストは、ライブのステージ上で歌うあいみょんだけでなく、曲のイメージに合わせて「赤」が印象的だったから。
ステージの開放感とか、目まぐるしく変化するライティングなど、あいみょんさんの曲を資格的にも盛り上げている。
そんな印象を画力の未熟なこみちがどこまで描き取れるかに挑戦したものでもある。
まだまだ描き切れているとは言えないが、どんな曲なのか気になった方はぜひ「YouTube」で視聴してください。
本当に良い曲なので。
あいみょんのマリーゴールドは、彼女の数ある人気曲の中でも代表的な一曲だろう。
特にライブシーンを使ったMVで、黄色いスーツに身を包んでステージに立つあいみょんが、強いスポットライトで浮かび上がって見えるシーンは印象的だ。
イラストを描く時、割と正面からが多くなり、又は描きやすい右向き方向を選んでしまう。
しかし、「似顔絵」であっても無表情なイラストにはあまり興味がそそられず、何か感情や想いが感じられそうな一枚を目指してしまう。
今回の一枚は、光が届かない「暗」の部分も多く、又背景との距離感、空気感などもあって、描くのが難しい設定だろう。
実は今回のシーンは二度目となり、1回目は(右下)もっと思うように描くことができなかった。
成長できている部分を挙げると、先ずは立体感。
そして唇の厚みや奥行感だろう。
そして、描く時の差としては、「暗」部分の処理方法が変化している。
以前の場合は、頭の中で見えない部分も具現化し、一度描いて「ブラック処理」している。
しかし、今回は最初から「暗」を「暗」として描いたことに成長を感じられた。
まだまだ描写力が不足しているのは否めないが、表現できる幅が広がったのなら嬉しいことだろう。
最後に良かったらYouTube で
『こみちチャンネル』(https://www.youtube.com/@komichi3)も運営しているので、「チャンネル登録」してもらえると励みになります。
東京03の3名が、いずれも先生として修学旅行先の宿泊施設で生徒たちの就寝時間を気にしている。
その中で、真面目な熱血先生が角田さんで、その格好は往年の「金八」スタイルだ。
そして今どきの先生が豊本さんであり、少しお茶目な先生が飯塚さん。
「キスを覗き見しよう」
先生とは思えない発言をする飯塚さんに、角田さんが熱血ぶりを発揮したりして、コントは展開されていく。
今回描いたワンシーンは、コントの最後に近い部分。
三人が泊まる部屋の窓から見える「伝説の池」で行われた光景を眺めている所だ。
特筆するべきは、三人の姿だろう。
どうしてこんな感じなのかは、ぜひ東京03のYouTubeチャンネルで確認して欲しい。
コント「ウェットスーツ」は、サイズ違いのウェットスーツが脱げない山内さんに、濱家さんが脱がせようとする中で笑いが起こる。
いい感じでボケる濱家さんに突っ込む山内さんのタイミングが絶妙。
描いたのは、濱家さんが無理矢理に山内さんを脱がそうとするシーン。
このイラストを見るだけでも、かなりやばい展開だと想像できる。
今回は、東京03の人気コント「救世主」のワンシーンを描いてみたいと思った。
このコントは、角田さんのプレゼント用の「ラジコン戦車」を豊本さんが壊してしまったということで始まる。
そこに飯塚さんが遅れて登場し、ラジコン戦車を修理することになる。
コントのタイトル「救世主」は、正に飯塚さんの奮闘を称している。
さてさて、ワンシーンを描いてみて、明らかに難易度が高い構図だ。
その理由は、映像的に観るとしっかり伝わるシーンではあるが、ワンシーンだけで象徴されてはいないから。
不安そうに見つめる飯塚さんの脇で、両腕を胸の辺りまで持ち上げて何かを叫んでいる角田さんの表情。
この場面をいかに正確に描写するかが問われるシーンになっているが、「似顔絵」以上に「表情」を描くのは難しい。
今のこみちの画力では、この辺りが限界だった。
東京03のコントが好きな人なら、「あのシーンね!」と気づいてもらえるかもしれない。
若手営業マンとして奮闘している角田さんと豊本さん。
社内の休憩室で談笑している。
目下の話題は本部から異動してきた上司の飯塚さんの印象。
角田さんは既に飯塚さんの言動に一人ストライクを決行していると言い出し、豊本さんも釣られて段々と本音を暴露し始めた。
そんな中で、当事者である飯塚さんも休憩室に現れる。
目と目が合い、少し気まずそうな角田さん。
一方で背を向けている豊本さんは気づかずに「陰口」を続けている。
「そろそろ、行こうか?」
少し想いを吐き出して、仕事場に戻ろうと休憩室から出ていこうとする二人。
振り返った豊本さんは、飯塚さんが立っていることに気づく。
「オイ、ホラ!」
飯塚さんの前を平然と横切り、戸惑う豊本さんを手招きして連れ出そうとする角田さん。
しかし、飯塚さんに止められてしまう。
イラストに描いたのは、丁度この後の展開。
気になる方は、ぜひ東京03のYouTube 公式チャンネルでご覧ください。
ロッチのコントは、中岡さんのボケっぷりが好きです。
この「XPhone5」でも、発売日の朝に寝てしまうという大失態を中岡さんが役の中でやってしまうところから始まります。
さらに次々と思っていない展開が起こり、それを困惑しつつも受け止める中岡さんがいい感じです。
描いたワンシーンは、正に幾つもの困難を振り返る中岡さんと、それを見守る店員役のコカドさんの姿です。
「ちょっと待って〜」と聞こえてくれたら、嬉しいのですが。
いつまでも待っていると恋人に告げて、自身の愛の大きさを伝えたはずの角田さん。
恋人である「トヨミ」が約束の時間を5分過ぎただけで、立ち去ろうと歩き出す。
「角田くん」
呼び止められて、トヨミが来たと知り、「待っていたよ」と迎えたのだが。
東京03のコントは、まるで映画のワンシーンみたいで感情が伝わる。
そして、展開の妙もあって、引き込まれてしまう。
昨日、久しぶりにテレビを観て、プレバトの色鉛筆画のコーナーで芸能人の作品に触れました。
こみち自身も色鉛筆は昔から好きで、ファーバーカステル社のものを使っていました。
国産の色鉛筆も使っていましたが、緑色や肌色の深みや艶っぽさがイメージ通りに出せなくて、試行錯誤を経て高価ですがファーバーカステル社のものに行き着いた感じです。
そうそう、番組内の芸能人はみんな普通に上手い。
何でもできる才能豊かな人が芸能人になると思うので、やっぱり凄いなぁと感心するばかりでした。
一方で、今の自分ならどれくらい描けるだろうといつものprocreate で描いてみました。
というか、気になると描いてみたくなるんです。
その時に描いた「ピザ」がこちら。
めちゃくちゃ途中ですが、こみち的にはこれでも満足です。
何となく仕上がり具合も想像できたので。
気ままに絵を描くのは楽しいですね!
今回のライジン34で中村大介選手は、山本空良選手と対戦しました。
少し前に山本選手の存在を知り、とてもいい選手だと注目していたのですが、今回の対戦では相手選手である「中村大介」選手が気になってしまいました。
というのも、戦う時の構えが独特で、しかも黒いパンツは子どもの頃に見ていた「プロレス」を思い出させます。
何より、中村大介選手の試合後インタビューは、中年男の理想のような姿があって、相手をリスペクトする姿勢や試合を盛り上げようとする意識、さらには挑戦を続ける姿など、とてもカッコイイと感じました。
そんな訳で、今回のイラストは中村大介選手です。
イラストサイズとの関係で、ドアップにリメイクしての掲載ですが、YouTubeの「こみちチャンネル」にはもう少し周辺も描いたフルバージョンがあるので、良かったらぜひ。
「隔たってるね。」は東京03がリモートワークが浸透した約一年前にYouTube で公開した単独公演の映像です。
舞台とは異なり、パソコンのカメラに向かって東京03がフリートークのような雰囲気でネタを見せてくれます。
個人的には、「下から出て来た角田さん」にクスクスと笑ってしまいました。
右のイラストは、ちょうど角田さんが現れて、飯塚さんは大笑いし、豊本さんはほくそ笑んだところです。
角田さんの笑いを取りに行っていると見えない表情が、余計に笑いを誘います。
勢いに乗る萩原京平選手との一戦でした。
開始早々の萩原選手の蹴りを受けて後ろに倒れた所をあわや踏みつけかという場面で緊迫した場面を迎えた。
しかし、ドミネーター選手は打撃戦を繰り広げつつも、総合力を活かして寝技へと引き込んでいく。
立ち技でのパワーバランスも、寝技ではドミネーター選手がかなり優位で、萩原選手は防戦が続く。
そしてドミネーター選手がきっちりと萩原選手からタップを奪い勝利。
この一勝の意味は大きくて、比較的上達が速い立ち技も、グラウンドでは経験がものを言う寝技が問われる。
今回の試合でも、ここ数年で駆け上がって来た萩原選手を経験上回るドミネーター選手がくだした形となった。
東京03のコントは、いつも映画のワンシーンを見ているようだ。
この「夢破れて」も、漫画家を目指して長くアシスタントとして頑張って来たものの、帰郷することになった角田さんを同僚たちである飯塚さん、豊本さんが駅のホームまで見送りに来た場面を描いている。
アシスタント時代の思い出を既に美化して熱く語る角田さんに対して、いい感じで飯塚さんたちがツッコむ。
今はYouTube のチャンネルでは公開されていないコントではあるが、機会があれば是非とも観て欲しい一本である。
皆さんは、バカリズムさんの名作「抜けなくて・・・」を見たことがあるだろうか。
あまり女性や子どもには勧められないが、男性諸君ならきっと「ツボる」だろう。
しかもぐるっと回っても、ど真ん中で勝負しているから天才だ。
電車の中で動画視聴はなかなか勇気が必要だが、一人になって少し落ち着いた時に正座してネタを観てほしい。
YouTube でも公開されているから、バカリズムさんのチャンネルに飛んでみてはいかがだろうか。
実物から写真、さらにイラストとデータ量を省くことで、メリットもある。
例えば、「喜怒哀楽」のような表現が容易になることだ。
満面の笑みを浮かべてくれたら、どれほど見ている方も癒されるだろうか。
一方で、善悪のように、誰が見ても優劣がはっきりとすることは意外と少ない。
作品として考えた時に、主人公が過去に1つだけ大きな過ちを犯していたとしよう。
しかし、その後は改心し、その過去を知らない誰もは主人公を「良い人だと評する」。
ところがふとある人物が主人公の前に現れる。
そう、あの時のことを知っている人物だ。
物語のストーリーとしてはどこにでもある転換だろう。
それよりも、ポイントは「どこから」である。
つまり「今」を基準にすると、主人公はいい人と判断してもいいだろう。
では過去から知っている人からはどうか。
どのような過ちだったのかにもよるが、取り返しがつかないほどのことだとしたら、今の改心した姿で帳消しにできるだろうか。
つまり、人物には長い過去がある。
たとえ仕方がなかったことかも知れないが、それでも「事実」は消せない。
主人公が満面の笑みを心から浮かべて喜べたとしたら、ある人物はそれを嬉しくは思わない。
「忘れたのではあるまいな」
償いとは、ある瞬間に全身全霊を込めて思うことではない。
どんな時でもいかなる時でも、自身が生きている限り「思い続けること」だと思う。
幸せに触れた時も、今だけは少し忘れて…。
そんな考えが起こるのは、どんな時でもずっと悲しんでいる人を忘れてしまったからだろう。
ここで何が言いたいのかというと、喜怒哀楽の四つで心の動きを描写できるのかということ。
「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるけれど、表情にはタイミングや場面によってもいろんな意味を含む。
それだけ繊細な意識が顔に表れる。
実際の場面を写した写真でさえ、当時の気温や風、匂いや周りの状況など、いろんなものが写ってはいない。
ある角度から見えた「一瞬」に過ぎないからだ。
だからこそ感じられる「思い」もあるが、他方では省かれた感情もある。
それがイラストになってしまうと、目さえ線だけで描かれてしまうし、瞳に反射した光も白い点にすり替わる。
わずかな目の見開き方でさえ、そこには心模様が感じ取れるが、イラストでそこまでを描き分けるのは容易ではない。
「モナリザの微笑」という有名な絵画があるが、「モナリザの大爆笑」ではこれほどまでに後
絵が上手い人には2パターンあって、見たままを描写する巧さと、対象物にある本質を読み取る感覚の凄さだ。
割と練習で補えるのは「デッサン」とも言われる描写力だろう。
一方、本質を読み取る感覚は天性の部分と後天的に学習で補う部分がある。
十代で才能を発揮するタイプは天性だろうし、後天的に学習した人は歳を重ねて段々と本質に近づいていくのだろう。
例えばカフカの「城」は、初めて読むと意味がわからない。
もしも高く評価されている作品という評価を知らなければ、読んだ人は作品に低評価を与えるだろう。
しかし、文学的に優れた作品で、ずっと語り継がれるのは分かる人にはその凄さがきちんと伝わるのだ。
イラストにしても、映像にしても、小説や映画、ドラマにも言えるが、誰もが理解できる基礎をどう設定し、そこから本当に伝えたい部分までをどう伝えるかが作者に問われる。
しかし、あまりに基礎を基礎にしてしまうと、到底伝えられないこともある。
例えば「愛」とか、「生」のような言葉は、基礎が人によって違い過ぎる。
男女がハグをして笑っているから「愛」なのか?
例えば、西陽が差し込む冷たい雰囲気の手狭な台所に無理矢理置いたようなアンバランスのテーブル。
その上には日常生活の臭いがプンプンするほど、どうでもいいガラクタが無秩序に置いている。
しかしその一角に誰かが即座に作ったスペースがあって、ラップの掛かった焼き魚の乗った皿がある。
例えば、その皿をリアルに描写した絵があって、作品のタイトルが「愛」だとしたら見た人はどう思うだろうか。
最初に思うのは、誰が誰に作って置いたのかだろう。
映像でも写真でも、それを見た時、無意識に感情が掻き立てられる時がある。
自分で意図的に引き出すことはできなくても、作品によって感情が揺れ動く。
喜怒哀楽の四つで本当良いのかと考えると、こみちはそこに含まれない微妙な感情も表現してみたい。
だからこそ、ものの本質がどこにあるのかと思いながら、描くようにしている。
きっと、こみちのように描くのは好きな人は、描き取りたい「感情」があってそれが上手く描けると嬉しいし、上手く描けない時はまた頑張ろうと思うのだろう。
「許せる心」は、人里離れた場所で喫茶店を経営するマスターのアフリカでの体験がキーを握っている。
角田さんが演じるマスターは、悲しいことに人に裏切られた。
そんな悲しい体験を癒すために、日本を飛び出して世界各国を巡った。
そしてある時、アフリカ大陸のある国を訪れる。
そこは、広大なコーヒー畑。
それまでコーヒー豆の栽培がこんなにも重労働だとは知らなかった。
なのに現地で働く彼らはとても明るい。
「何故ですか。そんなに重労働なのに?」
人からの裏切りで傷ついた心も、過酷な労働でも明るく前向きに生きる彼らの優しいに癒されていく。
「喜んでもらえたなら、それで良いじゃないですか?」
そして、日本へと帰り、コーヒー店を営み始めた。
スズキが販売している「アルト」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか。
こみち自身は、免許を取って知り合いの車を初めて運転させてもらったのが「アルト」でした。
もちろん、大昔の話なので、マニュアルの重ステというそれなりに「車」らしい一台でしたが、当時はバイクしか乗っていないかったので、雨風が凌げる車にとても感動した記憶があります。
とは言え、アルトももう9世代になるそうで、YouTube にもたくさんのレビューが掲載されていますが、かなり正常進化している印象です。
しかも昨今の軽自動車がコンパクト自動車の価格に肉薄している現状を考えても、スズキ自動車はこみちのような庶民に優しい価格設定でアルトを販売していると感じました。
安全性をサポートしてくれるシステムや、万が一の事故などで運転手や搭乗者を守ってくれる対策は安心して運転できるポイントでしょう。
必要最小限のサポートで低価格のモデルを選ぶこともできますが、電気による発進時のアシストを行う上級モデルもライナップされていて、いい意味で知っている「アルト」ではなくなりました。
逆に、夫婦二人や自分しか運転しないという事情なら、大きな車ではなく「アルト」を選んでも十分に感じます。
しかも、数年前の軽自動車でも十分に驚かされたのに、多くの自動車評論家の面々が「十分な性能とより上質な乗り心地」を誉めていて、「これがアルトなの?」という感じだそうです。
きっと、「これが」の意図は皮肉ではなく、「最小限のシンプルな車」という認識だったはずのアルトが、それだけ十分に整えられた車になって登場したことで、例えばスズキのワゴンRやハスラーなど、同じ軽自動車に対する期待値も上がってしまうということでしょう。
機会があれば、ぜひ試乗してみるといいですね。
そんなこみちもいつか、ディーラーに行ってみたいと思いました。
東京03のコントは、まるで映画を一本観ているような気分になる。
3人の演技力と、しっかり練り込まれた台本が成せる技だ。
この人気コント「鬼才」は、先輩役の飯塚さんができの悪い後輩の角田さんをいじるところから始まる。
「コイツ、新幹線に乗る直前に、いつも乗車券を無くして…」
どこかの店のカウンターには、飯塚さんの同僚、豊本さんもいて、二人に挟まれる位置関係で話に耳を傾けていた。
「いつも? 鬱陶しいなぁ!」
なぜなら、飯塚さんの説明では、無くした乗車券を探すために、駅の改札口で手荷物を全部床に広げていた角田さんがいた。
「毎回。なぁ、角田。いつもだよなぁ!」
一方的に捲し立てる飯塚さんが席を外した画面で、「我慢するしか無いんですかねぇ」と角田さんがため息を交えて、豊本さんに話を振った。
「落ち込んでいるのか?」
「いいえ。飯塚さんは少し話を盛るんですよ。分かりますか?」
「アイツ、ちょっとそう言うところあるよな」
「そうでしょう!」
飯塚さんがいない僅かな時間で、角田さんは豊本さんからのアドバイスをもらえる。
そして、今回描かせてもらったのは。あまりに悪者扱いされることに我慢できず、角田さんの反撃が始まった。
その中「飯塚‘Sカットされている」と角田さんが不満顔で、一方の飯塚さんは話を少し盛ってしまったことを指摘されて、ニヤリと笑う。
正にその瞬間に見せた表情を今回のイラストに描いている。
鈴木千裕選手は、ライジンに出場されるハードパンチが魅力の選手です。
キックボクシングのチャンピオンでもある鈴木選手ですが、ライジン初戦ではベテランの昇侍選手とバチバチに打ち合い、2戦目では山本空良選手を迎えて勝ちに徹した技巧派になるなど、戦い方の幅も広がる注目度の高い選手と言えます。
また、3月6日に開催されるランドマーク2では、K1で活躍され総合格闘技へ転向した平本蓮選手と戦うことが決まっていて、その成長ぶりを見せられるかがポイントでしょう。
鈴木千裕選手は、YouTube チャンネルも運営されていますが、裏表がなくとても真っ直ぐな性格で、その人柄を知れば誰もがきっと応援したくなる魅力を持っています。
一緒に、ライジン3戦目となるランドマーク2での試合に注目しましょう。
そんな訳で、今回はMMAファイター「鈴木千裕」選手を描いてみました。
YouTube チャンネルでは、制作過程も公開しているので、良かったらそちらもご覧ください。
ふと、聴きたくなるのが「あいみょん」の曲。
根っからの大ファンとは公言できないほど、気まぐれで聴かせてもらっている。
でも、彼女の曲を聴くのもそうだけど、MVがカッコいい。
スポットライトを浴びて、熱唱している姿は、本当に「アート」。
少し前に「トレパク」とか、模倣作品という話が世間に広まって、例えば「著作権って何?」みたいな話も出たはず。
ずっと絵を描いてきたこみちが、「トレース」をしない理由は少し哲学的な意味もある。
というのは、「線」って生きていると思っていて、トレースでは描けないから。
なぞることで「形」は書き写せても、「存在」までは描けない。
それは、実物よりも「質が下がる」完成度を見れば理解できるだろう。
つまり、とても質の高い対象物をつかえば、知らない人には「凄い」と思ってもらえる模倣品ができる。
でも、本物を知っていると、「何だこれは?」となってしまうのは、明らかに程度の悪い物を見せられるからだろう。
例えば、掲載した「絵」みたく。
でね、あいみょんさんの音楽が、いつでもこみちの心にダイレクトに響く。
いろんな人の演奏を聴くけれど、なぜかあいみょんさんの歌を聴いていつも思うのが、「音楽って良いなぁ」ということ。
こみちは古い人間なので、イラストレーターを「絵師」と呼ぶことも最近まで知らなかった。
その微妙な違いも。
ただ、芸術家とイラストレーターの差は明確にあって、クライアントのために描く人が「イラストレーター」だと思っている。
誤解を恐れずに言えば、イラストレーターが描く「絵」は芸術家の「アート」ではない。
「アート」には描き手の想いや主張があるから。
クライアントに修正を依頼されて、「従うこと」「自身の作品を貫くこと」を天秤に掛けた時に、「修正しますね」と言えるのは、自身の想いを込めた「アートではない」からこそ。
もちろん、こみちだって、あいみょんさんを描く時、目指すのは彼女の音楽を聴いた時に感じた「心の震え」だ。
でもそこには画力というものが立ちはだかり、今のこみちでは100を100では描けない。
それは分かっているけれど、言葉ではなく、「図」として感じるままを描きたくなるのが「絵」を描くモチベーションだろう。
似顔絵で真正面の構図も好んでは選ばない。
なぜって、その人の個性が消えやすいから。
選ぶメリットは、左右対称で、奥行きが無くても違和感が少ないから、描きやすいってこと。
本当なら、似顔絵も「見た目」を描くのでは無くて、対面して感じた「その人なり」を即興で描けたら凄いし、そこに価値があると思っている。
だから、こみちが描いているのは「アート」でもないし「絵」でもない。
ただ、直接的にはトレースしていないけど、「目」を使って写しとっているだけ。
こみちは、肩書きとして「イラストレーター」を名乗ることはないけれど、絵でお金を稼いだこともある。
その時は、3つくらい画風を変えて、望まれたタッチで、雰囲気で描くようにしていた。
それこそイラストで精密画を描いて、「写真」以上に価値ある「絵」にできるなら、それは意味はある。
でも、写真を目指して描くのなら、「それって描く必要あるの?」ってこと。
あいみょんさんが、映像でも伝えようとしているのがとても分かるから、観ている内にこみちの心も動かされてしまうのだろう。
でもこれこそが「アート」。
思うままを貫き通してくれるから、聴いている方も心が動く。
これが最初から「下心」だけで誰かの「真似」をしたいと思っているなら、本当は「アート」ではないんだろう。
結局のところ、あいみょんさんはミュージシャンだけど、「アート」を作る人なんだよ。
昨年、朝倉未来選手との対戦を前にしたインタビューでは、少し斎藤裕選手の表情だけでなく、身体から溢れ出す雰囲気がどこか以前と異なっていた。
それはきっと気づかない内に背負ってきた多くのファンの想いが大きくなり、それに応えなければという斎藤裕選手の葛藤があったからだと思う。
しかし、試合には負けてしまったが、最近の斎藤裕選手の表情を見ると何か吹っ切れたような、晴れ晴れとした落ち着きが戻ってきた。
今回描かせてもらったのは、若いファイターに向けたアドバイスを兼ねたインタビュー動画でのワンシーン。
いつもの練習場でのトレーニング後なのか、両膝を抱えるように座り込み、カメラに向かって質問されたことに丁寧な言葉で答える姿が印象的。
そんな表情が描けていたら嬉しいのだが。
画面の中心に置かれたモチーフ(対象物)は、初心者でも描きやすい構図です。
さらに言えば、花や果物など、同じ形が存在しないモチーフなら、少しくらい形が狂っても大きな失敗には繋がりません。
何か初心者の方でも描きやすいものはないかなと想像した時に、思いついたのが「いちご」でした。
YouTube などでも描き方を紹介している動画がたくさんあって、確かに基本スキルが組み合わせれば、割とそれっぽい作品に仕上げられるはずだと思います。
右のイラストは、完成したものではありません。
ただ少し工程を紹介すると、赤いいちごの逆三角形部分を同じ「赤色」でベタ塗りし、上の光が当たる部分と白いテーブルによって反射した弱いけれど明るくなった下側の部分を円錐形を意識して塗り込みます。
中央部に少し明度の低い赤を塗っているのは、あまりに完璧な円錐形では「いちご」らしくないので、少し窪みっぽさを意図的に作りました。
さらに、いちごの表面はツルツルとしていて、実物などを観察すると光の当たる部分が際立ちます。
つまりぼんやりとグラデーションになるというよりも、明るいエリアとそうではないエリアを少し誇張して描くとそれっぽくなります。
あとは無数にある種の部分をどこまで詳細に描くかですが、こみちは上部のいくつかを描いたところで段々と飽きてしまい、掲載したような未完成のイラストになりました。
ただ、近くからでは粗さが明確ですが、少し遠目にみると「いちご」っぽさも感じられるはずです。
画面中央部に一粒のいちごという作品にしては、このクオリティーでは不十分だと思いますが、別の何かがメインで、その脇にある添え物程度ならこれくらいでもありでしょう。
そうそう、言い忘れましたが、これ赤単色ではありません。
裏の色として「黄色」や「オレンジ色」を使っています。
このように、見える色数を増やすことでも、より本物っぽい感じに仕上がるので、例えばタブレットのお絵描きアプリなどで遊んでみたい人は、割と簡単に描けるので「いちご」を挑戦してみてはいかがでしょうか。
右の掲載した自動車は、日本特種ボディーという会社が製造販売しているちょっと変わった「キャンピングカー」です。
別のブログで以前に紹介した「EAGLE」という車種名のキャンピングカーなのですが、少し簡単に紹介させてもらうと、一見すると何か配送中のトラックにも見えませんか。
イラストをよく見てもらうと分かりますが、ちょうど荷台部分に窓の他にドアのようなもの見えるでしょう。
実は電動式のステップが出てきて、荷台部分の「箱」の中に子どもでも簡単に入ることができます。
そして、中にはキッチン(冷蔵庫、電子レンジ、水道)の他に、テレビやトイレ、エアコンまで装備しています。
さらに大人4〜6名ほどが座れるコの字型のソファーもあって、そこでひと家族が数日間を過ごせるだけの充実ぶりです。
一般的なキャンピングカーと大きく異なるのは、運転席部分と後方の居住スペースを分離させたこと。
これまでの多くのキャンピングカーでは、雨降りや運転直後にも居住スペースに移動できるようにと連携させることを行ってきました。
しかし、そのメリットの反面、車としてのねじれを制限し、通常のトラックなら問題ないような状況でもしっかりと走行できない(ねじれ不足から生じるタイヤの追随性)が起きていました。
そこで、この「EAGLE」では、連携させるメリットよりも、状況を問わずにしっかりと車として走ることはできる走破性に趣をおき、キャンピングカーとしての新たな提案を行ったモデルとなります。
実は自慢させて欲しいのは「このキャンピングカー」のことではなく、こみちが画像をもとに描いたイラストそのものです。
ポイントは「その大きさ」をイメージ出来ること。
人物が描かれていないので、スケール感の基準は少ないですが、絵を見て大体の大きさが想像出来るのはとても大切です。
空間を描いた時に、どれくらいの大きさや広さなのかは、似せて描く以上に難しいからです。
もうずっと昔の話ですが、奥行きがイメージ出来るイラストを描くことができなくて、その場所がどれくらいの奥行きのスペースなのかを「絵」のみでは伝えられませんでした。
最近、ようやく大きさを伝えられるようになって、描くのがまた楽しくなりました。
すいません。ちょっと「自慢」させてもらいました。
佐々木憂流迦選手の対戦相手は、クレベルコイケ選手。
クレベル選手といえば、朝倉未来選手を三角締めで倒すなど、最もフェザー級のチャンピオンに近いと評判の選手でもある。
その意味では、寝技を得意としている選手同士なので相性もいい。
勢いに乗るクレベル選手を倒せるのは憂流迦選手かもしれない。
そんな憂流迦選手似顔絵を描いてみました。
最近、ハンバーグ師匠のチャンネルをよく観ている。
その中でもジュニアさんとコラボした回が好きで、100台近くある自販機が並ぶ有名な場所を二人が訪れた動画はもう何度もみた。
イラストはそんなジュニアさんが、周辺から見守るスタッフ謎の目配せした瞬間のものだ。
本当はまだ途中なのだか、ジュニアさんの顔だけでもと先だしすることにした。
もう少し描き込めたら、動画としてもアップする予定なので、興味がある人やこみちの苦労を見届けてくれる人は、ぜひそちらもお願いします。
絵を描く時に「境界線」を探してしまうと、「しわ」を描くことができません。
そこで「面」として描くことを試みるのですが、「筆」ならできても「鉛筆」で描くのはまた難しい。
今回はprocreate でのペイントですが、最初の輪郭線を描いた時点ではまだ「しわ」が描けるかは分かりません。
結果として出来上がったものが右のイラスト。
ちなみに以前描いたイラストが、下のもの。
少しが画力がアップしているでしょうか。
皆さんも、「しわ」のあるイラストに挑戦してみてください。
空の「雲」や打ち寄せる「波」など、描くのが難しいモチーフっていくつかありますよね。
ぱっと見は同じように見えるかもしれませんが、前回のイラストは至るところが不正確で、全体として見たままを描けていないのが分かります。
もちろん、今回のものももう少し描き込めたら良いのですが、最後の微調整まで描ききれないのもこみちの悪い癖だったりします。
つまり、「いつでも画像化できる」そんな環境に恵まれています。
一方でこみちが絵を描き始めた十代の頃、カメラには専用のフィルムを装着し、24枚や36枚毎に写真屋で現像とプリントをお願いしなければいけません。
ざっくり、写真一枚30円とか40円とか、しかもお願いしてから受け取れるまで数日掛かるということもありました。
それだけに目の前にある「景色」を残すことは大変で、それこそ手間とコストを考えると「絵」で残すしかありません。
「絵」というと紙と鉛筆が基本で、十代の後半に進学したい学校の受験科目に「デッサン」があったことから真剣に鉛筆画を本格的に研究するようになりました。
絵を始めた頃は、鉛筆ならどこのブランドでも、どんな濃さでも問題ありませんでした。
しかし、描きたいものやポイントがより細かな違いになるほど、自然と鉛筆のブランドや削り方、使う鉛筆の濃さや使う手順、さらに練り消しゴムやブラシ、フキサチーフ、何より紙質にはこだわりました。
なぜかというと、それらの環境や条件が異なると、自分が思っている「絵」が画力とは別の意味で描けないからです。
そもそも、こみちが絵を真剣に描くようになったのは、進学したい学校で建物や住宅環境、間取りのイメージを書き残す方法として、文字を連ねるよりも「視覚的な方法」で残す方が都合が良かったからでした。
今の時代であれば、それこそスケッチなどしないでも、スマホで画像を撮影すれば「メモ」として十分かもしれません。
しかしそんな便利なアイテムがなかったので、気になったイメージをインプットするためにも絵が描けないことには何も始まりませんでした。
仕事としてイラストを描くこともありましたが、それでも初期の板タブやペンタブは、感覚的には手書きが1ミリ単位の精度なら、少し大げさですが1センチとか3センチくらい合間なコントロール性で、「メモに書き残す」にも思うような出来にはなりませんでした。
なので、アナログで描いてから専用の機械でスキャニングし、それをPhotoshopで加工するのがデジタル化の流れでした。
色味が変わってしまうことを防ぐために、スキャニング中に使用する照明はとても高価なライトで、しかも一枚の画像を3分とか5分とか掛けて、それこそ納得できる品質の画像としてデータ化するには10枚もスキャニングすると半日を潰すくらい重労働です。
昔を思い出すと、スキャニングして、画像についたゴミを取り除き、仕事で使えるレベルにまで加工する作業は、一枚で1000円以上も請求していたほどです。
数年から趣味で、iPad とapple pencil との組み合わせを使うようになり、正直なところアナログを1ミリ単位の精度とするなら、今でも3ミリとか5ミリの精度だと思います。
それでもこの組み合わせを使う理由は、やはり簡単に描けるからです。
特にアナログでの着色は塗って乾くまでの時間が掛かります。
それこそ製作時間が、半端なく長時間になってしまいます。
iPad を使えば、テレビを観ながらでも寝転んでいても、いつでもどこでも始められるのがポイントです。
遊びで使うなら、この組み合わせで十分に楽しめます。
トレースという作業は、主に依頼された会社のロゴマークを起こす時に使いました。
多くはAdobeのIllustratorで描きます。
ロゴを起こすことは、上手く描けることよりも「精度」が求められる作業です。
だからこそ、トレースという技法を使います。
一方、模写というよりは、デッサンと呼ばれる方法で主に画力アップのために練習することが多かったです。
見たまま、見えたままをできる限り正解に写しとる作業が模写でありデッサンの目的です。
その意味では、トレースも模写も、それぞれの目的に合っていれば、積極的に使って良いと思います。
なぜ、著作権を含む肖像権などの法律が整備されたのでしょうか。
思うに、「創造」にも努力と価値を認めるという社会のルールが必要だったからではないでしょうか。
さらに著作権が原則「親告罪」になっているのは、「真似たらすぐにアウト!」ではなく、「創造」が侵害されて困っているという原作者の思いを権利として認めているからではないでしょうか。
例えば、ある美術作品を多くの方々に真似てもらい、それによって本家の知名度が上がったというような場合、実は著作権の侵害を訴えるよりも、社会現象になった方がビジネスとして有益ということもあり得ます。
つまり、ただただ他人の努力を一方的に「盗み取る」という場面で、しかもまるで自身の成果物であるかの様に他人が勝手に主張する行為を「著作権法」は排除したいのでしょう。
写真やイラスト、映像にも言えますが、構図やアングル、色味や筆のタッチなどなど、本家が持っている特徴を本質的に意図的に真似てしまう行為は、やはり当事者にとって努力やアイデアを盗まれたと感じるはずです。
一方で、似ているからというだけですぐに「アウト」となる訳ではありません。
権利を誇示したい人が、侵害しているとされる相手に対して、民事訴訟を起こして法の判断に委ねてこそ結果が示されます。
例えば、誰の目にも疑いようがない完全なるコピーを使っても、教育的な目的などでは権利の侵害と認められない判例もあるように、法は単純に見た目の一致を判断しているのではなく、その両者の意図や目的が原作者側の利益侵害に抵触しているかを確認しているのではないかと個人的に思っています。
それこそ、他人の作品を、そのテイストそのままにコピーして、しかもそれを第三者が自分の創造物かのように振る舞ってしまえば、当然ですが著作権侵害が疑われます。
一方で、オマージュという言葉があるように、元の作品に感銘を受けて、その魅力に似せた作品を創作したような場合、それこそ一概に著作権に触れているかは裁判所の判断を待つしかありません。
それだけ「似ていること」自体は創造物としては起こり得て、でも社会的にみても原作者の権利を侵害しているとなれば、その人のアイデアや工夫を尊重し、権利として守られる社会であって欲しいと思います。
こみちは法の専門家ではないので、著作権法の判例や事例もほとんど理解していません。
ただ、いくつかの判例や判決の経緯を見ていると、著作権侵害の必要性と親告罪にしている理由が分かるように思いました。
絵を含む創作物が、健全な形で世間に浸透し、またそれに感動したファンがその作品の魅力を味わい、又自身の活動のエッセンスにできれば、世に生まれた創作物がさらに意味あるものとして生き続くのでしょう。
小型二輪免許で乗れるホンダのハンターカブは、手頃なサイズ感もあって女性でも初心者でも楽しいバイクとして人気があります。
ハンバーグ師匠というと、あのハーレーダビットソンが有名ですが、ハンターカブ乗りでもあります。
125cc以下のバイクは、自動車専用道路と呼ばれる道路を走ることができないので、必然的に遠出しても下道をトコトコと走るしかありません。
さらに言えば、アッキーさんとのコラボで、ハンバーグ師匠はハンターカブの鍵を無くしてしまうという前代未聞もアクシデントを起こし、なんと移動は車でバイクを運ぶという有り様。
でもそんなアクシデントもハンバーグ師匠の魅力で、さらに初コラボという間柄でもアッキーさんの絶妙な距離感や会話のテンポがまるでタレントや芸人レベル。
とても一般の方(売れっ子YouTuberではありますが)とは思えません。
二人の雰囲気と、キャンプを楽しんだ成田ゆめ牧場の広大さをイラストに描いてみました。
数ある東京03のコントの中でも「市民の味方」は警察官に扮した飯塚さんの魅力が存分に出ている。
そんなコントのワンシーンを描いてみた。
今回は吹き出しになっていて、このシーンでどんなセリフを言ったのかちょっと思い出して欲しい。
YouTube の方には制作行程を動画にて紹介している。
よかったらそちらも覗いてみて欲しい。
女性を描くのは難しい。
特に魅力的な雰囲気を持つ女性ほど、その魅力を損なわずに描くのは難易度も高い。
これまで「高田秋」さんのイラストを描いて来たが、その難しさに満足できるような完成はほど遠かった。
今回で4度目の挑戦となるが、どこまで彼女魅力に迫れるかは未知数。
とりあえず、下書きを終えて、全体的に着色が進んで時点での途中経過が、右のイラストとなる。
(画像は、完成したイラストに差し替えてある)
ちなみに以前描いたイラストも紹介しておこう。
少しでも「彼女らしさ」に迫れていたら嬉しいところだ。
今、ベラトールで人気選手を聞いたとしたら、このAJ McKee選手の名前が挙がるだろう。
過去のYouTube にアップされている彼の試合を観れば納得できると思うが、あらゆる局面で「勝つ」ことができる。
実はこのイラスト、まだ下書きに少し着色が進んだ途中のもので、それこそ全体の雰囲気を修正する作業も入っていない。
そんな段階にも関わらず、アップしたいと思ったのは、それだけ早く彼の輝かしい試合結果を確認して欲しいからだ。
実はライジンの試合くらいは観ている「にわかファン」のこみちだが、あの朝倉未来選手が注目しているらしいと知り、どんな選手なのかと確認して驚いた。
どんでもない選手が海外の団体にいて、それこそ国内団体のライジンとしても対抗戦で実力を示したいところだろう。
着色も進み、一応の完成となったので、そのイラストを追加しました。昨年の大晦日に開催されたライジン33で、女子格闘技のスター浜崎朱加選手と対戦した伊澤星花選手。
以前からその強さはファンの間でも評判になってはいたが、相手はあの浜崎朱加選手ということもあって、どこまでの実力なのか試される一戦と思われていた。
しかし蓋を開けてみれば、伊澤選手が試合をコントロールし、浜崎選手はどことなく疲れて見えた。
そして、伊澤選手が勝利を収め、カメラマンがその表情を撮影しようと近づいた時に、見せた「ワンツー」のトレードマークにもなっているパフォーマンス。
今回はその瞬間をイラストに描いてみた。
今、北京2022年オリンピックが開催されています。
注目競技の一つ、フィギュアスケート。
そのフィギュアスケートで、長年けん引して来た選手と言えば、「羽生結弦」選手でしょう。
そんな注目選手を描いてみることにしました。
一般的に似顔絵を描くなら、顔に特徴があると描きやすくなります。
パーツの一部が大きい、小さな。近い離れているなどなど。
その意味では、羽生結弦選手は描くのがとても難しいです。
その理由は、目鼻口の僅かな位置関係の違いで表情が一変するタイプということ。
実際、制作過程もYouTube にアップさせてもらっているのですが、目や鼻、口などを段階的に何度も修正しているのがわかるはずです。
甘いルックスもさることながら、瀧澤ダンスと呼ばれる有名な特技を持っている強くてオシャレな今っぽい選手。
とは言え試合ではバチバチに打ち合うなど、強気でKOを狙いに行くパワフルさも持っている。
インタビューでは、とても落ち着いた印象で、いつも冷静に判断している選手。
今回描かせてもらったのは、ライジンで彼を密着インタビューした時のワンシーン。
練習場でふと見せた自然体を描いた。
音楽オンチなこみちですが、仕事中や勉強中に音楽を聴くことが結構あります。
今、特に聴いているアーティストは「藤井風」さん。
「YASASISA」も好きですが、「きらり」も好きで、1日に10回以上聴いているくらいです。
何より好きなのは、メーキング動画でスタッフや藤井さん本人が見せるクリエイティブなのに生々として、とても楽しそうなこと。
カッコいいのに、お茶目さもあって、そりゃ人気出るでしょって思います。
そんな訳で、今回のイラストは「藤井風」さんの「きらり」から。
YouTube にも藤井風さんの曲があるので、もしも、もしもまだ聴いていないこみちみたいな人がいたら、是非一度、視聴してみてください。
ハマりますよ!
格闘技好きな方なら、こみちよりもずっと詳しいと思いますが、ライト級チャンピオンのホベルト・サトシ・ソウザ選手はとても苦労して来ました。
これは何で知ったのか忘れてしまいましたが、彼が幼い頃から続けて来た柔術についても、私たちが思う以上に大変で辞めようと思ったことがあって、それでも信じて続けて来れたのは本人の努力はもちろん、家族や練習仲間たちの存在も大きかったと思います。
初めてライジンのライト級チャンピオンになって、リング上で今は亡き父親に向かって息子として語る名シーンがありますが、何か日本人以上に日本人らしく、感謝や尊敬など、今という時代だからこそもう一度大切に思いたい気持ちを我々に伝えてくれました。
そして、昨年の大晦日に矢地裕介選手を挑戦者として迎え、チャンピオンとしての初防衛戦も勝利し、その控え室へと向かう場面で、兄や練習仲間と一緒にいるところを描かせてもらいました。
こみちの場合、アナログでは鉛筆画しかしません。
着色する時は、iPad です。
アプリを使うと、感覚的にはアナログよりも精度が低くなりますが、こみちくらいのレベルで気楽に描くなら十分に使えます。
もっと手の込んだ「作品」にするつもりなら、もう少し工夫も必要ですが、趣味としてなら手頃です。
今回描いたのは、イヤホンなどの情報収集をしたい時に参考にさせてもらうYouTuberの「かじかじ」さん。
某イヤホン専門店の店員をされていたらしく、もしかして「あの店?」と思い当たる店舗もありますが、プロゆえに情報の密度が的確で、彼のチャンネルはとても勉強にもなります。
浜崎朱加選手といえば、現ライジン女子スーパーアトム級のチャンピオン。
いろいろな挑戦者を迎え、その王者ぶりを示した女子格闘技のレジェンドと言える。
そんな浜崎朱加選手が、2021年のライジン33で超新星「伊澤星花」選手と対戦し、多くのファンが予想もしなかった結果となった。
確かに浜崎朱加選手の敗戦には驚きもしたが、年齢がひと回り以上も離れた若い選手に今なおその背中を見せ続けていることに感動もする。
そして、ライジンのコンフェッションズ#89にて浜崎朱加選手が試合後のインタビューに応じている。
その姿を見て、リング上で見る姿とはまた異なる浜崎選手を知ったように思えた。
今回、イラストに描いたのも、そのインタビューで見せた表情の1つ。
別のシーンも候補にあったが、今回はインタビュアーの鋭い質問にも誠実に応える彼女の人柄を描くことを目標にした。
試合直後なのか、改めての席だったのかは分からないが、イラストを見ても分かるように少し眠そうで、疲れているようにも見える。
トップで走り続ける王者としての重圧を垣間見たように感じた。
大晦日に開催された国内最大の格闘技大会といえば、ライジンでしょう。
もしかすると平良達郎選手もこの大晦日に出場するかもしれないと思ってワクワクしていたのですが、残念ながらその姿を見ることができませんでした。
そして、ライジンも数々の名試合があり、最近注目度ナンバーワンと言えば、女子格の超新星「伊澤星花」選手でしょう。
彼女も無敗の選手ですが、今回描いた平良達郎選手も無敗で、しかも現修斗世界王者です。
そんな平良選手、UFCの下部団と契約を結び、本場アメリカで武者修行を始めるとか。
いよいよ世界最大の格闘技団体UFCに出場できることになるのかもしれません。
昨年からとても強く有望な選手がいると噂を聞き、その選手が平良達郎選手だったのですが、興味深いのは試合ではないシーンで見せるその人柄の良さです。
大先輩の岡田遼選手と一緒にアメリカでの様子をYouTube で紹介してくれますが、本当にキラキラと輝いている選手なので、今後の活躍がとても気になります。
ちなみに、イラストとしては難しい表情でしたが、彼らしい独特の表情を描くことができて良かったです。
また、右にいるのが先輩の岡田遼選手ですが、彼の似顔絵はかなり難易度が高く、下書き段階ではこのまま本人と分かるだろうかと思うほどでした。
それでも、着色しながら詳細を絵書き込む中で、段々と彼らしい表情が見えてきました。
似ているというレベルではありませんが、初めて描いた一枚としてはそれなりに上手い行ったと思います。